2008年03月23日

ロードバイクで新津駅へ行く

昨日と今日は、とても良い天気ですね。
昨日はロードバイク(LOUISGARNEAU(ルイガノ)LGS-CR22)で、少し遠出をしてきました。

今回の目的地は、JR東日本「新津駅」です(住所:新潟県新潟市秋葉区新津本町一丁目)。
この駅を目的地にした理由は、ナビでルート検索したところ、片道16キロ・往復32キロと手頃なこと。
そして最悪なにかあっても、帰りは電車に乗って帰ることができるからです。
駅ですから、線路を辿っていけばいずれは着きますし、その線路が道しるべになってくれますから、迷う可能性も少ないからです(まあ結局、道に迷いましたが・・・)。

今回、自転車の道具として新たに投入するアイテムがあります。
それは、ヘルメットです。
ショップを見て回ったのですが、どれも高いですねえ。
1万円以上、中には3万円以上するものもありました。
そこで、ネットショップを検索して、値段の安くなっている昨年モデルを購入しました。

●購入したヘルメット「BELL CITI(ベル シティー)」
カラー/ブラック
サイズ/ユニバーサル アダルト 54〜61cm

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多くのヘルメットのデザインは、先進的で派手なデザインです。
そのデザインは、いろいろと機能的なものを追い詰めた結果なのでしょうが、どれも「獣拳戦隊ゲキレンジャー」みたいなものばかり。
そんな中で購入したヘルメットは、カジュアルな服装、スーツに似合うコンセプトで作られており、柔らかいラウンドフォルムで大人しめのデザインです。
また、バイクのジャンルを選ばないのもいいところ。
専用設計のブレードバイザーには雨どいが付いていて、雨の日でも顔に水滴が落ちにくいデザインになっています。
また、バイザーは簡単に取外し可能で、バイザーを外した後の穴を埋めるキャップも付属されています。
16箇所のベンチレーション(通気口)により頭部のムレを防ぎ、涼しく快適に使用できます。
BELL独自のフュージョンインモールド製法(インナーフォームとアウターフォームを一体成型)により、強度と軽さを実現しています。
サイドと後頭部にはリフレクターステッカー付きで、夜間の視認性をアップしています。
後ろの赤いエルゴダイヤルを回すことで、ヘルメットをかぶったまま片手でフィット感の調節をすることができます。
内部の3箇所のパッドはクッションや吸汗などの役目を果たします。

まあ派手ではないけれど、それでも街の中では非常に目立つアイテムので、とても気恥ずかしい思いもしたのですが、万が一の事故を考えると、ヘルメットだけは必需品だと思います。

ロードバイク、ウェア、グローブと全てが黒なので、ヘルメットも黒にして統一感を持たせました。
気分は、グラハム専用ユニオンフラッグカスタム!
これで多少は、派手さや目立ち具合が軽減されていると思っています。

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家を午前10時30分に出発しました。
基本的に、自動車が走る国道の横にある側道を使って走りました。
途中に設置してあった電光表示板を見ますと、気温が14度と表示されていました。
この気温にまでなると、もう冬の景色は一掃されましたね(自家用車のスタッドレスタイヤを交換せねば・・・)。

大通りを通っていればいいものを何故か小道に入ってしまい、道に迷ってしまいましたorz
農道を通ったり、整備されていない道を走るのは大変でしたよ。

道に迷って困った私は、プレイステーションポータブルにGPSユニットと地図ソフトを装着し、機械が教えてくれたルートに従い、何とか脱出することが出来ました。
その後も、ポケットに入れておき、音声ガイダンスに従って見知らぬ街を走り進みました。

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片道16キロと書きましたが、新津駅に行くまでは小道に迷い込んだりして、もっと走ったかもしれません。
でもまあ一人旅ですし、自転車は旅の行程を臨機応変に変更できるので、これもまた楽しいものです。

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途中、春らしい光景を見ることが出来ました。
植物の芽吹きは、心が和みますねえ。

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なんとか、目的地へ到着しました。
上記の写真は、駅前のベンチで食事をした後に撮影したので、到着した時間は、写真に写っている時間よりも前です。
到着してすぐに撮影しようと思ったのですが、人が行き交っていて恥ずかしかったので、人がいなくなってから撮影しました。

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上記は、駅を背にして撮影した街並みです。
駅前だというのに、シャッターが降りているお店が殆どでした。
地方の多くが、こういった感じなのが現状です。

せっかく来たのですから、美味しいものでも食べたいところなのですが、自転車を引いて歩き回ったところ、食事が出来る場所が少なく、あっても今ひとつ魅力に欠ける店ばかり(事前に調べておけば、隠れた名店とかもあったことでしょう)。
駅からまっすぐ行って最初の十字路の角にて、団子屋を発見しました。
新津名物「江戸っ子焼」なるものを販売しています。

●江戸っ子商店
・住所:新潟県新潟市秋葉区新津本町2丁目8−17
・TEL:0250-22-2643
・地図:
http://www.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E6%96%B0%E6%B4%A5%E3%80%80%E6%B1%9F%E6%88%B8%E3%81%A3%E5%AD%90&ie=UTF8&om=1&z=16

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店のおばちゃんに、何かお勧めはありませんかと聞いたところ、「笹団子」という返答があったのですが、笹団子は自分の近所でも普通に売っているので別のものを選びました。

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やはり、ここのお店の名前にもなっている「江戸っ子焼」、それと季節的に「さくら餅」を選びました。
「江戸っ子焼」とは、大判焼きのこと。
普通の「江戸っ子焼」は、小倉あんを使用しています(110円)。
中の具にはバリエーションがありまして、

松坂焼(白あん)(110円)
かぼちゃ焼(かぼちゃ)(120円)
平和焼(バニラクリーム)(110円)
パンダ焼(チョコレート)(110円)
コアラ焼(うぐいすあん)(110円)
チーズ焼(チーズ)(110円)

等となっています。
私はその中の、小倉あんを使用した「江戸っ子焼」、チョコレートクリームを使用した「パンダ焼」を選びました。

買った後に駅へ戻り、外のベンチで食べました。

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大判焼きは、表面に文字や絵が焼き付けられていました。

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江戸っ子焼だけ、裏面で撮影してしまったので、改めて撮影。
具を包む表面の生地ですが、焼印をしている上の部分が、普通のものより生地に厚みがあるのが特徴です。
さくら餅は、とても小ぶりでして、一口で食べてしまえます。
懐かしい味と、運動した後なので、三つともペロリと食べました。
結局、わざわざ遠くから来たのに、食べたのは和菓子だけでしたorz

けれど、自宅でドリップしたコーヒーを水筒に入れて持ってきたので、それを飲みつつ、天気の良い空を見ていると、なんとも和みます。
運動、良い天気、美味しいお菓子、美味しいコーヒー・・・これだけで人は幸せになれるものなんですね。

帰路は、大通りを使って走ったので、特に道に迷うことなく走ることが出来ました。
帰宅したのは午後3時ぐらいでした。
まだ陽はのぼっている時刻でしたが、いきなり無茶な行程は身体に負担をかけるだけなので、今回はこれでおしまい。
翌日は特に筋肉痛などはありませんでした(ちょっとだけ、腕に違和感を感じるぐらいです)。
往復30キロを走っても、マイペースで走りさえすれば、身体に負担はかからないものなのですね。
もし、自分の足で同じ道を走ったら、翌日は起き上がれないことでしょう。

今回の旅で、少し自信がつきましたよ。
4月の後半には、佐渡島を走ってくる予定なので、それまでの間に更に走りこみをしておこうと思います。

Posted by kanzaki at 2008年03月23日 16:10