2008年04月01日

ストレス一日決算主義(横浜労災病院・勤労者メンタルヘルスセンター長・山本晴義さん)〜「毎日がスペシャル」

今日から4月です。
多くの企業が昨日の3月末で決算となり、6月末に株主総会の開催となります。
これから数ヶ月間、経理や法務担当者は苦労の耐えない日々となることでしょう。

私の会社は4月末決算なので一ヶ月ほど猶予があります。
しかし、2009年1月から株券の電子化が実施されるため、株主様からのお問い合わせや株式の売買の手続きが増えているため、余りのんびりしていられません。

他にもいろんな仕事が山積みとなっているものの、最近は株式投資なんぞに興味を持ち始めました。
そんな訳で最近は、図書館から関連書籍を借りて研究しています。
幸い、自分の仕事に関係する内容なので、割かし理解できます。
なんとなく、ホームページのアクセス数を増やす方法に似ている感じがして、自分の肌にあっているように思えます。

話しはそれましたが、仕事が忙しくなると、仕事との戦いの他に、ストレスとも戦わなければいけません。
日本では自殺者が9年連続で3万人を超え、働く人の心の病気も年々増えています。

ストレスの原因となるものは、仕事だけではありません。
人間関係なども原因となります。

横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長の山本 晴義さん曰く、
「今の世の中、ストレスをゼロにすることなんて出来ません」
「適度なストレスは、人生のバイパス」
だそうです。

●山本 晴義(やまもと・はるよし)
1972年東北大学医学部卒業。内科と精神科の研修後、同大心療内科助手。
その後、呉羽総合病院心療内科部長、梅田病院院長を経て、91年横浜労災病院心療内科部長。
98年から現職。医学博士、認定産業医。
著書に「ストレス一日決算主義」(NHK出版・生活人新書)など。
公認スポーツドクターの資格を持ち、自らも100キロの距離を走るウルトラマラソンを完走する「マラソン・ドクター」としても知られる。

ポイントはいかにストレスを溜め込まないか。
山本センター長がお勧めしているのが、「ストレス一日決算主義」の生き方です。

平均的な会社員の生活リズムは週単位になりがちです。
つまり、平日は仕事と寝ることのみに費やし、ストレス解消は週末に集中させるパターンです。
しかし、溜まったストレスは、週末だけでは解消されずに持ち越され、心身に影響を及ぼすこともあります。

その日に溜まったストレスは、毎日の生活の中で少しずつ解消するのが良いそうです。
この習慣を身につけるのが、最もベストなのです。

その実践方法を知るには、著書である「ストレス一日決算主義」を読んだり、山本センター長のいる「横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター」でカウンセリングを受けるのが一番だと思います。

●横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター
http://www.yokohamah.rofuku.go.jp/mhc/home.htm
横浜労災病院9F TEL 045-474-8111(代)

メールや電話等でも対応してくれます。
メールに関しては、山本センター長自身が24時間以内に無料で回答してくれるそうです。

・Dr.山本のメール相談他
http://www.yokohamah.rofuku.go.jp/mhc/consultation.html

山本センター長のインタビューは、下記をご参照ください。

・【名医・名薬はコレだ】横浜労災病院・勤労者メンタルヘルスセンター長・山本晴義さん
http://www.yukan-fuji.com/archives/2005/08/post_2889.html

「本を読む時間も、買う時間も無い。お金も勿体無い。ましてや、カウンセリングなんて嫌だ!」という人もいることでしょう。
そんな方は、下記のリンク先だけでも読んでください。

●働く人のメンタルヘルス〜ストレス一日決算主義のすすめ〜 (その1)
http://www.jinken-net.com/old/hiroba/2007/hiroba0709.html

●働く人のメンタルヘルス〜ストレス一日決算主義のすすめ〜 (その2)
http://www.jinken-net.com/old/hiroba/2007/hiroba0710.html

●働く人のメンタルヘルス〜ストレス一日決算主義のすすめ〜 (最終回)
http://www.jinken-net.com/old/hiroba/2007/hiroba0711.html

要約しますと・・・

・「毎日」の生活の中で、5本柱(運動・労働・睡眠・休養・食事)を正常に保つことが大事。

・運動習慣のない人は、運動習慣のある人に比べて心身の病の発症割合が高い。無理のない範囲で、日常に運動を取り入れよう。

・日々の労働から、自分が誰かに支えられて生きていることを実感し、その代わりに自分も誰かを支えている意識をもって生活すること。

・早く寝ようとすると難しいので、毎日早く起きるクセをつけてみる(自然と夜も早く眠くなる)。

・日常生活で積極的に心と身体を休ませる時間をとる。

・三食ちゃんと食べること。

・上記の5つの基本を守った上で、一日15分でよいので、自分が好きなことや熱中できることに時間を使うようにする。

これによって、過度のストレスを日々、溜め込まなくてすむそうです。
また、男性は追い詰められると、誰にも何も言わず、死を選んでしまいます。
追い詰められる前に、一言誰かに相談しましょう。

最後に、私自身はどうしているかを書きましょう。
それは、「色んな事に手を出し、自分に向いていない・つまらないと思ったら、あっさりとやめる事」です。
仕事等はそうもいきませんが、私生活では有効です。
やめたとしても、何かしら記憶や印象には残るもの。
そうしたら、その記憶があるうちに、この神ナナに書いてしまうのです。
ここに書くことによって、ほんの僅かな体験でも、十分に満足をすることが出来るのです。
そうしますと不思議と、挫折ではなくなるのです。
また、日記と違い、色んな人が見ていますから、ここに書いたことによって、誰かの為になるかもしれませんしね。

この前、生き方を変えるというのは、自分の生活する場所を変えていくことじゃなく、今まで支えてきてくれた人や環境に対して感謝し、今までの歩みを肯定することだと書きました。

環境が変化してくれることによって、自分が幸せになるという受け身では、いつまでたっても幸せになんてなれません。
それに、人に期待して待つよりも、自分自身が考え方を変え、自分から行動し、物事を前向きに考えるようになった方が、解決も早いというものです。

世の中、案外、なんとかなるものです。
なんとかなるはずなのに、それを阻止してしまう理由の大半は、本人のネガティブな方向への思い込みです。

「ストレス一日決算主義」というのは素敵な考え方ですよね。
そういや、竹内まりやさんの曲に「毎日がスペシャル」という作品があります。
以前、「めざましテレビ」に使われていましたが、最近はソニーのハンディカムのCMに使われています。

●「毎日がスペシャル」の歌詞
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=66257

いろいろと日々、嫌なこともあるけれど、人生とは心の持ち方でどうにでもなると歌っています。
そして、ちょっとずつ年をとってゆくから、何でもない一日が、実はすごい大切なんだと。

ちょうど4月という区切りの良い時期です。
「ストレス一日決算主義」「毎日がスペシャル」の心で生きていきましょう!

Posted by kanzaki at 2008年04月01日 22:35