とても穏やかな日差し。
ついに冬の過酷な生活も終わりを告げました。
薄着に着替えて暖かい日差しの中、外へ出かけたくなるものです。
私がロードバイクで出かける場所は、何も何十キロも遠くの街ばかりではありません。
機動性に優れたマシンだからこそ、近所を縦横無尽に移動できるのです。
ちょっと遅めの昼食。
天気も良いので外食をすることにしました。
今回、出かけたお店は、洋食レストラン「白い船」です。
●白い船 シロイフネ:洋食屋(キッチン)
http://www.week.co.jp/reference/gourmet/00010422a.html
主なメニュー 洋食屋(キッチン)
住所 950-0853 新潟県新潟市東区東明6丁目818
電話 025-286-5505
営業時間 11時〜15時(14時30分LO)、17時30分〜22時(21時30分LO)
定休日 月曜
席数 48
駐車場 12
越後石山駅の近くの線路沿いにあります。
店内に流れる空気が、非常に穏やかなんですよね。
いわゆる「洋食屋さん」です。
イタリア料理専門店、フランス料理専門店みたいな、格好をつけた雰囲気ではありません。
店内に流れるBGMも癖がありません。
壁に取り付けてあるテレビで、普通に番組を見ることができます(音量は小さめ)。
漫画や雑誌もあります。
食後ものんびりとコーヒー片手に、お客さんはおしゃべりや読書を楽しんでいます。
着飾らない雰囲気は店員さんも一緒。
お客も、若い人から年配の人まで様々です。
私は、料理にお洒落よりも安らぎを求めますので、こういったお店は大好きです。
また、壁一面がガラスになっていて、外の日差しがたっぷりと入ってくるのですが、これも安らぎ感に貢献していると思います。
そして、私がこのお店でいつも頼むのは、「オムライス」です(1,100円。サラダ、スープ、コーヒー付)。
着飾らなくていいのだから、頼むものも格好をつける必要はありません。
自分が好きな、美味しくいただけるものを頼めばいいのです。
外はトロトロフワフワの卵。
周りにはデミグラスソース。
中は、玉ねぎや鶏肉等の入った甘めのチキンライス。
この年になると、この組み合わせは「胸やけ」をしそうになるはずですが、ここのお店に限っては、それはありません。
むしろ、食欲旺盛な少年の頃のように、どんどん食べてしまいます。
セットで注文すると出てくるこのサラダが大好きです。
大根をスライスしたものをドレッシングでいただくのです。
このシャキシャキ感が、口の中でリズムを奏でます。
コーヒーとデザートをいただきながら、佐渡の地図を眺め、月末の旅のプランを練っていました。
オムライスって自分でも作ることが出来るし、極端に不味いものを出すお店もありません。
けれど、オムライスほど、店の雰囲気が重要なものはないと思います。
きっと、家庭的な料理、しかも子供たちも大好きな料理だからだと思います。
誰しも小さい頃、お母さんに作ってもらったことがあるでしょ?
そして、ケチャップで自分の名前を書いたりしませんでしたか?
小さい頃の記憶と味覚は、一生忘れることはありません。
だから、安らぎを感じさせる洋食屋さんでは、私はいつも、オムライスを頼んでしまいます。
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