2008年04月21日

私とカレー〜欧風カレー専門店「jizi」(新潟市)

休日に仲間達とカレー屋さんへ行ってきました。

●jizi
http://www.week.co.jp/ws/wspg0090.asp?ID=00110390

本格欧風カレー専門店。
仕上げまでに1週間かかるというカレーは、玉ねぎペーストに数十種類のスパイスを合わせ、じっくりと煮込むので、まろやかさとコクを堪能できる。

住所 新潟県新潟市中央区南万代町13-2-3
TEL 025・241・1989
営業時間 11時30分〜14時30分、17時30分〜21時LO
定休日 月曜
席数 16
駐車場 2台
カード UC


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道路沿いではなく、少し奥まった場所に、イタリア料理屋と並んで建っています。
普通に自動車を走らせていたら、まず素通りしてしまうのでご注意を。

駐車場は店の前に2台しか置くことが出来ません。
しかも、かなり狭いですので、大型車を停めますと、出るときに大変です(何せ駅前の通りですから、時間帯によっては自動車の往来が激しいです)。

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店内は非常に狭く、テーブル席が3つあるだけ。
後はカウンターのみです。
全種類のカレーをテイクアウト出来ますので、駐車場と店内の狭さから言いまして、そちらをお勧めしたいところです。
店の雰囲気は、女性ならば気に入ると思いますよ。
どことなく温かさと優しさを感じさせます。

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私は、このお店の看板メニューであるチキンカレーを頼みました(確か850円)。
カレーのルーの中は、野菜などは無く、チキン(おそらく、ちゃんと焼いたか揚げたもの)が幾つか入っているだけです。
銀のスプーンを使ってポッドから一口ごとにすくい、カレーにかけて食べます。

欧風カレーとは何ぞやと思ったのですが、僅かばかり辛味を効かせ、色んなスパイスをふんだんに効かせている事は分かりました。
辛味と言いましても、私がそれほど辛いのが強い方じゃないからでして、普通の人には何でも無いでしょう。
色んなスパイスを使っているものの、変にキツイ仕上げではなく、喉を通る際にほんの少しだけ、玉ねぎの甘さを感じさせます。
チキンそのものも、単体で食べても美味しいのではないかと感じました。
じっくり煮込んだ系ではなく、カリッと焼いた感じだったと思います。

これは女性が喜ぶ味だと思いますよ。
来店していた客も、男女混合ペアばかりでした。
値段的には1,000円前後ですから、気軽に毎日行くのは無理ですが、たまに本格的なカレーを堪能するには良い場所と言えましょう(駅のすぐ横ですしね)。

行くならばランチが良いかもしれません。
スープ又はサラダが付いて850円ですしね。

世の中には色んなカレーがあります。

学校給食で食べたウズラの入った甘いカレー
本格的な専門店のカレー
値段が手ごろな社員食堂のカレー
松屋等の24時間いつでも食べられるカレー
キャンプや合宿時の昼食のカレー
スキー場の値段だけはヤケに高いカレー
気軽にレトルトカレー

カレーってやつは、「美味しい」かどうかはともかく、「マズイ」と思ったカレーに出会ったことがありません。
基本的に野菜や肉を煮込んで、そこへルーを落とし込めば完成。
多少の失敗も、ルーの味で誤魔化せますから。

そんな中、なんだかんだで最強なのは、自宅のカレーではないでしょうかね。
母親の作ってくれたカレーに悪い思い出のある人は、あまりいないと思います。
我が家の場合、母親がベジタリアンなので、カレーの中に肉が一切入っておりません。
その代わり、ツナやシーフードで代用しています。
それはそれで、油系のしつこさが無くて美味しいです。

そして、「二日目のカレー最強伝説」です。
翌日のカレーは、ルーと具材の味が融合するから美味しいのでしょうね。
ちなみに私はその際、醤油を少しかけて食べます。

作っている最中の、あのコトコトと煮込む音・・・あれもまた好きです。
次の日が休みの夜、そんな音を聞きますと、とても心が落ち着きます。

学生時代の一人暮らしの際、コストパフォーマンスの高さから、しょっちゅう、カレーを作っていました。
あまりにも食べ過ぎたせいか、社会人になってしばらくはカレーが食べられませんでした。
けれど、そこは国民食。
いろんなカレーを食べているうちに、そんな事は忘れました。
こうやって大人になってからカレーを楽しむのも、なかなか良いものです。
大人だからと言って、作法にうるさい料理ばかりを食べる訳ではありません。
スプーン一つで、みんなが笑顔で食べるカレー。
皆さんも、いろんなカレーにめぐり会ってください。

Posted by kanzaki at 2008年04月21日 21:30