前回の続きです。
●神崎のナナメ読み: 年収2000万円の手帳術〜初・中・上級別「グン」と差がつく7のコツ【2】
http://kanzaki.sub.jp/archives/001723.html
【4】初級編・締め切りの決め方はどうするか?
(初級編のこの項目を書き忘れていました。すみません)
佐々木かをりさん曰く、締め切りを自分で設定できる場合は、締め切りまでにすべき行動の分量を明確にして、それらの行動をするための時間を先に手帳に書き入れ、確保してから、締め切りを確定するようにします。
行動計画を伴わない締め切りの確定は、仕事をする時間が足りずに苦しみ、ストレスを抱える原因となります。
また、他人もかかわるプロジェクトの場合、必ず相手に確認してから決める事が必要です。
自分の都合だけで決めては、いつまでも信頼関係は築けません。
【5】中級編・時間の配分をどうするか?
佐々木かをりさん曰く、時間帯を意識するのも大切との事。
朝と夜では、同じ30分でも適した仕事が違うからです。
その仕事に必要な時間を見積もり、実際とどれぐらい食いちがうのか、予測と実態のすり合わせを繰り返すことで、時間を予測する技術が磨かれます。
実態把握に「六分表」を活用するのも良いです。
六分表は六分刻みに自分の行動を記録する用紙で、米国の弁護士やコンサルタントが料金を請求する時に使います。
料金が一時間100ドルならば、10分の1、つまり6分10ドルという単位で料金を請求するのです。
ここまで細かくする必要はありませんが、定期的に自分の行動を計測してみると、色々な発見ができます。
・神崎のコメント
【4】【5】ともに、自分だけの仕事と言うのは、どうとでもなるんですよね。
自分の頭の中で、調整・修正をしていけばいいのですし、迷惑もかからない。
しかしこれが他の人・・・特に他部署、他の店所、他社と共同して行うプロジェクトだと、本当に難しいです。
全員、別の仕事も抱えているので、このプロジェクトに全部の時間を注げるわけじゃありませんから。
打ち合わせにしたって、なかなか全員が顔を合わせるのも難しい。
私の場合ですが、もし自分が舵を取れるプロジェクトの場合は、過去の例に従って、一度、スケジュールを組み立てます。
アウトルックの「仕事(ToDo)」の項目で、まめにプロジェクト単位で行動記録をメモしているので、過去に同じ事をしているプロジェクトならば、割とたやすく作れるものです。
そしてそれを全員へメールで配信し、確認してもらいます。
中には、そのスケジュールでは、日程的に難しい事もあるでしょう。
そういう時は当然、調整をします。
とにかく、最初の構想の時点で、全員に全体の流れを把握してもらい、その中で各人が動いてもらえるようにします。
「情報は平等に」が、私の中の合言葉になっています。
全員に自分の知っている情報を提供する事で、フェアな関係を保とうとします(対社外の場合、多少は違ってきますが、少なくとも同じ社内の人の場合はこうしています)。
情報の不平等は、微妙なところで信頼関係に影響してきますものね。
舵は取っても横柄にならず、全員が存分に動ける環境を作る・・・これが一番大事なんじゃないかなあ。
次回で、このシリーズも最後。
尚、検索していたら、佐々木さんのインタビュー記事があったので、紹介いたします。
●佐々木かをり社長のスーパー手帳術
前編
http://allabout.co.jp/career/careerplanning/closeup/CU20051209A/index.htm
後編
http://allabout.co.jp/career/careerplanning/closeup/CU20051209B/
(続く)
・信濃川沿いを散歩していた時、飼い主の方に了解を得て撮影しました。
ミニチュアダックスフンドで、名前はミントと言うそうです。
猛ダッシュで、私の方へ突進してきた瞬間です(汗
・信濃川に停泊している沢山の船の上を飛んでいました。
遠くを飛行していて、撮影している最中は、細かい姿かたちは分からなかったのですが、拡大したら、しっかりと映っていました。
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