2009年01月07日

ちょっと羨ましい図書館〜高山市図書館で音楽データの無料配信サービス

昨晩、仮眠をとろうと夜8時に寝たところ、目が覚めたのは朝6時でしたorz

岐阜新聞の昨年9月9日の記事によりますと、高山市馬場町の市図書館にて昨年9月15日から、同館の利用者がインターネット上で音楽データの無料配信が受けられるサービスを導入したそうです。
クラシックやジャズの専門音楽配信会社が所有する、延べ335,000曲が二週間、聴き放題となる「音楽の貸し出し」が始まったのです。

高山市図書館は、インターネット音楽ライブラリーとして知られる「ナクソス・ジャパン」と提携をしました。

●高山市図書館
http://www.library.takayama.gifu.jp/

●ナクソス・ミュージック・ライブラリー(ナクソス・ジャパン株式会社のサイト)
http://ml.naxos.jp/

この図書館が一定の利用料を負担しているため、個人利用料の場合にかかる月額1,890円が免除されます。

利用者は、同館の本館窓口でIDとパスワードの交付を受け、ナクソスのサイト「ミュージック・ライブラリー」からログインします。
曲名や作曲家などのキーワードで楽曲を検索し、データを受信する仕組みです。

ID、パスワードの有効期限はログイン後14日間で自動的に消滅しますが、来館してIDとパスワードの再交付を受ければ、再び利用できます。
残念ながら、配信されたデータの保存は不可との事(何とでもなりそうではありますが・・・)。

このサービスは図書館自体も、CD等の保管スペースを必要としなくてもいいですし、管理の煩わしさもありませんので、十分にメリットがあります。

新潟市の図書館でもCDの貸し出しを行っていますが、こういう音楽配信会社と提携して行うサービスははじめて知りました。
この他に昨年2月から岐阜市立図書館でも導入しているそうです。

●ナクソス・ミュージック・ライブラリー(岐阜市立図書館)
http://lib-gifu.city.gifu.gifu.jp/notice-naxos.htm

新潟市でもはじめて欲しいものです。
高山市図書館のサイトを見ていて羨ましいなあと思ったサービスは、音楽配信だけではありません。
例えば、送料を本人が負担すれば、自宅や勤務先に貸出した本や雑誌を宅配してくれるサービスを行っています。

●宅配サービス
http://www.library.takayama.gifu.jp/guidance/takuhai.htm

また、おもちゃの貸し出しまでしています。

●おもちゃの貸出について。
http://www.library.takayama.gifu.jp/guidance/omocha.htm

幼児用のおもちゃは、子供の成長と共に不要になっていくし、買えば買うほど金銭的負担や保管が大変です。
だから、こういったサービスは歓迎します。

一番羨ましいのは、開館時間が午前9時30分〜午後9時30分までだという事です。
新潟市だと、せいぜい朝10時〜午後8時までですから、こんなに遅くまでやっていてくれるのはいいですねえ。
これならば平日、仕事帰りに寄ることも出来ます。
自宅だと家族がいますから、なかなか資格等の勉強はしにくいもの。
これだけ遅くまで開館しているならば、図書館で集中して勉強できますね。

図書館は年々サービスが向上しており、図書館を頻繁に利用している私にとっては非常にありがたいです。


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ガンダム等でお馴染みのサンライズによる新作アニメがスタートしました。

●宇宙をかける少女
http://www.sorakake.net/

第一話を見たのですが、萌えとかギャグの要素を過分に含んではいるものの、これはどっちかと言うと、本格的SF小説が好きな人に好まれそうな内容です。
うまく行くと、「2001年宇宙の旅」のような感じになるかも。

感情を持つスペースコロニーと少女の出会いから始まります。
このスペースコロニーの人工知能「レオパルド」はプライドが高く、それゆえに少しでも傷つくような事があると自暴自棄に陥ります。
初回ではガンダムを製作したサンライズ故に、「コロニー落とし」や「コロニーレーザー」をやってくれましたよ。

レオパルドの声を「コードギアス 反逆のルルーシュ」の主役を演じた福山潤さんが担当しています(コードギアスもサンライズ作品)。
どことなくハイテンションなルルーシュ風な話し方が、コードギアスのファンならばニヤリとするかも。
あの高笑いは、完全にゼロの仮面を被ったルルでしたね。
ハッキリ言って、主人公の女の子より目立っていました。

コロニー落としやコロニーレーザーだけではなく、台詞の至るところにガンダムを連想させるものがありました。
ガンダムOOからだと、アリオスの発進シークエンスの際に言う「I have control」という台詞とか。
あと、メカが動く際の効果音が、ガンダムSEEDのまんまですね。

このコロニーが突如出現する際、昔の地球にあったモノ(車や雑貨等)が沢山、宇宙に散乱するのですが、その中にバンダイが大昔に発売した伝説のゲーム機「「ピピンアットマーク」のコントローラーが浮かんでいたのには笑いました。
今後も宇宙空間に大量のモノが散乱するでしょうから、そのシーンをよく見てみると、ニヤリとするアイテムがあるかもしれませんよ。

QTアームズという6m前後の可変メカも魅力的です。
立体化された商品がリリースされないかなあと期待しています。

最近、本格的なSF作品の映像化ってありませんよね。
「宇宙をかける少女」は、萌えにあまり偏らず、ハードなSF的展開で進んでもらいたいです。

Posted by kanzaki at 2009年01月07日 22:18