2009年05月20日

喜んでもらえることに喜ぶ

なんか最近、会社から帰宅するのが夜10時を過ぎる事が多くなって辛い日々です。
出社時間が早いから、余計にそう思いますよ。

この前の日曜はあいにくの天気でしたので、撮影ができませんでした。
ところが昨日はとても良い天気。
これはチャンスとばかりに、会社へカメラを持って行きました。

昼休みに色々と歩き回り、短時間のうちに大量撮影。
よいストレス解消になりましたよ。

せっかくだからと、会社でランチ後の女の子達も撮影しました。
撮影に対して快く了解をもらえて、こちらの方が嬉しかったです。
リラックスした雰囲気の中で撮影が進み、ファインダー越しにも良い表情だと感じました。
普段、人物をこうして本格的に撮影することはないので、貴重な勉強になりましたよ。

夜遅くに会社から自宅へ帰宅した後、へとへとではありましたが、コンビニで買ったしょうが焼き定食を食べつつ、撮影したデータをパソコンへ取り込みました。
会社の事務所内ですから、照明や背景などはベストコンディションではありません。
しかし被写体の良さは、十分に画像から感じ取れました。

普通の人ならば、ごく普通のスナップ写真としてプリントするところでしょうが、そこは神崎です。
せっかく良い表情で撮影に望んでくれたのだから、雑誌や広告などのモデルを起用した写真のように現像しようと思いました。
幸い、業務用の画像加工ソフトPhotoshopも持っていますし、自社広告を作成して出版社へ入稿したこともあります。
一応、ノウハウはありますので、短時間ではありますが、いろいろと加工してみました。

・今回、モデルをしていただいた人達のイメージが「白」と「光」だったので、それをモチーフに加工してみました。

・モデルの後ろに写っている余計な背景(事務所の風景)は、ばっさりカットして白くしました。

・エフェクトをかけ、淡いフィルターによって、まるでモデル自身がふわっと輝いているようにしてみました。

・モデルを引き受けてくれた子達は肌が綺麗だったので、別段、シミやシワ等の削除作業は不要。多少、肌の色の均一化をはかっただけ。黒目の中に光をいれて、可愛い表情を演出してみた。

その他もろもろ、細かい作業をして完了。
印刷をしてみたところ、モデルの子達の優しさ、可愛さのようなものをそれなりに表現できたと思いました。
さすがに一般の方ですので、神ナナでお見せすることはできませんが、そこいらの雑誌、広告には負けていないと思います。

こうやって人の為に写真撮影や加工をする事は滅多にありません。
自信作ではありますが、果たして喜んでもらえるものかどうか、ちょっと不安でもありました。

本日、印刷したものをお渡ししたのですが、想像以上に喜んでいただけました。
他の方々の評判もよかったです。
ついでに、ここ最近撮影したその他の写真も持ってきたのですが、こちらも好評。
皆さんがせっかくだからと、持ってきた写真達を壁に貼ってくれました。
ちょっとしたミニ個展状態ですよ。

自分がやったことに対して喜んでもらえ、そして相手の反応を見て自分も喜ぶ。
笑顔の連鎖はやはりいいなあと、久々に感じましたよ。

なんだかますますヤル気になってきました。
いつか、フリーペーパーみたいなものを発刊したいと考えていますが、その実現に向けての良いカンフル剤になりました。

yorokobi01.JPG


上記は、「魔女の宅急便」に登場するジジですよね。
ジジのミニチュアを安っぽく見えないように、全体的に色のトーンを落としてみました。

Posted by kanzaki at 2009年05月20日 23:11