新潟の伝統行事の一つに「白根大凧合戦」があります。
●白根大凧合戦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%A0%B9%E5%A4%A7%E5%87%A7%E5%90%88%E6%88%A6
白根大凧合戦(しろねおおたこがっせん)は、新潟県新潟市南区の白根地区(南区白根、旧白根市)と味方地区(南区西白根、旧味方村)で毎年6月上旬に開かれる凧の祭。両地区が信濃川の分流である中ノ口川を挟んで両岸から大凧を揚げて絡ませ、凧の綱が切れるまで引き合い勝敗を決める勇壮な祭である。
●「白根大凧合戦」公式サイト
http://www.city.niigata.jp/info/minami/ootako/index.html
動画でその時の模様をご覧になられたい方は、公式サイトにあるWMV形式の動画をご覧ください。
●大凧合戦の動画
http://www.shironekankou.jp/syousai21/jiyoukyou.htm
越後平野を流れる信濃川の支流・中ノ口川(川幅約80m)の両岸から、24畳の大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮な世界最大スケールの大凧合戦です。
越後平野の初夏を彩る風物詩として親しまれている新潟県を代表する伝統行事です。
大凧は既製品ではありません。
地元の人達の手作りなんですよ。
毎年、自治会単位で作っています。
仕事帰りに作るので大変です。
そして合戦の時は、仕事を休んで参加します。
昔ながらの静かな街は、この数日間で一気に加熱します。
さて一般的な説明は公式サイトを見れば良い訳ですので、神ナナでは別の視線でレポートしたいと思います。
白根は同じ新潟市とは言っても、元は別の市です。
新潟駅から20kmぐらいはあるかと思います。
隣の町故に案外、新潟市中心部に住んでいる人達は、大凧合戦を見る機会がありません。
私も実は、一度も見た事がありませんでした。
しかし、デジタル一眼レフカメラを所有してからというもの、こういった地元の伝統行事を是非撮影したいと思うようになり、今回はじめて見に行きました。
20km程度ならばロードバイクで行こうかとも思ったのですが、さすがに何キロもある機材を担いで運転するのは辛いです。
自家用車ですと交通規制と渋滞、そして駐車場探しに困ると思いまして、無難にバスで行きました。
高速バスではなく、本当に普通のバスでした。
新潟駅と白根の間を普通のバスが往復しているのを始めて知りましたよ。
料金は新潟駅から630円、時間は約1時間でした。
行きはちゃんとお釣りの無いように小銭を用意していたのですが、帰りは5千円札しかなく、支払いの際、車内の両替機では両替できずに焦りました。
幸い、他のお客さんが5千円札を千円札に両替してくれて助かりました。
普段、バスに乗らないので、初歩的ミスをしてしまいました。
しかし、こんな失敗もある意味、旅のスパイスです。
川の周辺には大勢の参加者と見物客でいっぱいでした。
見て回って思ったのですが、この合戦(祭り)は、参加者も地元の人ならば、見物客も地元の人やゆかりのある人ばかり。
私のように別の地からやってきた人は、どうもあまり見かけないように感じました。
当日、偶然にも知り合いの参加者に出会えたので話しを聞いたところ、この日は風の状態が良くなかったそうです。
その為、大凧と大凧を戦わせる事が出来ないとの事。
だからこの日は、ただ単に作った大凧をあげるだけになってしまったそうです(前日までは合戦が出来たそうですが)。
ちょっと残念ではありますが、大凧を間近で見られただけでも嬉しかったですよ。
なあに、かえって来年の楽しみが出来たというものです。
巨大な凧をあげるには、綱を引っ張る大勢の人達が全速力で走らなければいけません。
大凧なんざどこのサイトでも見られるので、神ナナでは今回、その走っている模様をお届けします(大凧の写真は次回)。
それでは、次回へ続きます。
(実は私、この大凧合戦で死にかけました。冗談ではなく。その時の模様は偶然にも動画で撮影してあるのでお楽しみに)
●次回の記事:平成21年度「白根大凧合戦」を見に行ってきました【2】(動画あり)
http://kanzaki.sub.jp/archives/001876.html
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