2009年07月25日

一眼レフカメラのSモード(シャッター優先オート)を使ってみる

一眼レフカメラはコンデジよりも、撮影設定をコントロールしやすいのが特徴です。
メーカーにもよりますが、ニコンのカメラですと大きく分けて、4種類のモードがあります。

P(マルチプログラムオート):シャッタースピードと絞り値の設定をカメラまかせで、気軽に撮影したいとき。

A(絞り優先オート):絞り値を使って、背景をぼかしたポートレートや奥行きのある風景を撮影したいとき。

S(シャッター優先オート):好みのシャッタースピードを使って、動きのある被写体の一瞬をとらえたり、流動感を表現したいとき。

M(マニュアル):シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定して、個性的な映像表現をしたいとき。


殆どPモードで撮影する私ですが、背景をぼかすのが容易に出来る「AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G」という単焦点レンズを使う場合はAモードを頻繁に使います。

しかし、SとMの二つのモードは使った事がありません。
先日、金沢の兼六園へ行って滝を撮影した時、はじめてSモードを使いました。
しかし、三脚が無かったので、プレた写真ばかり撮影してしまいました。
シャッタースピードを2秒にまで遅くしてしまうと、やはり三脚がないと駄目みたい。

ちなみに、シャッタースピードを変える事によって、滝を撮影した場合にどんな違いがでるかは、下記のページが参考になります。

●オリンパス ハウツーグッドピクチャー[機能解説 シャッター優先オートモード(S)]
(ページ中段の「効果を見る」を参照してください)
http://www.olympus.co.jp/jp/imsg/webmanual/dslr_function/shutter_speed/index.html

そこで今回、新潟市の鳥屋野潟公園にある小さな滝を使って練習をしてみました。
今回は三脚を持って行ったので、シャッタースピードを2秒にしても大丈夫でした。
更に、カメラ本体のシャッターボタンを押してブレないようにリモートコード(レリーズ操作できるコード付きのシャッター用リモコン)で撮影しました。
これらによって流れる滝の水が、軌跡となって表現できました。

他にどんな時に使えばよいのか、今の私には分かりませんが、少しずつ使いこなしていこうと思います。

taki01.JPG

taki02.JPG

Posted by kanzaki at 2009年07月25日 12:26