2009年11月02日

「大人の科学マガジンVol.25」のふろく「35mm二眼レフカメラ」を組み立てる

●Vol.25 35mm二眼レフカメラ | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net
http://otonanokagaku.net/magazine/vol25/description.html

A4変型判/76ペ ージ/2009年10月30日発売
価格:2,500円(税込)
ふろく:35mm二眼レフカメラ
雑誌の購入: 全国書店 学研オンライン ショップ 『ショップ.学研』


前から二眼レフカメラというものに興味がありました。
それは特撮ヒーロー番組「仮面ライダーディケイド」にて、主人公がピンク色の二眼レフカメラ(Black Bird Fly)を使っていたからです。
変身ベルトと同じぐらい、この小道具を効果的に劇中で使用していました。

●Black Bird Fly(BBF-ブラックバードフライ)
http://www.superheadz.com/bbf/

上記公式サイトのギャラリーを見てもらうとお分かりの通り、どことなく昔懐かしい写真が撮影できます。
欲しいとは思ったものの、値段が高い!
トイカメラなのに1万円以上するのには、ちょっと躊躇します。

私には縁が無かったものと諦めていたところ、なんと「大人の科学マガジン」最新号のふろくとして、BBFと同じ35mm二眼レフカメラが付くという話しじゃないですか!
しかも2,500円!
即効で大人の科学.netで予約しましたよ(送料が無料なのも嬉しい)。

「大人の科学マガジン」の付録は、自分で組み立てなければいけません。
本誌の組み立て図には、約1時間で完成できると書いてありましたが、私は1時間半ぐらいかかったかな。
もしこれから購入される方がいたら、注意がひとつあります。
それは、組み立て図が間違っていることです!
公式サイトに、正しい組み立て図のPDFファイルがありますので、それをダウンロードしてください。
これから買う人も、とりあえずこの組み立て図や撮影方法を見てから、購入するかどうか検討してみるのもいいかも。
それと、組み立てるのに必用なドライバーは付属しています。
他に必用な道具と言えば、せいぜい、ミラーの保護フィルムをはがす際にセロハンテープがあればいいぐらいです。

シャッター部分の部品とバネの取り付け方法に戸惑う人もいるかもしれませんが、ゆっくりやれば大丈夫です。
素人でもちゃんと作れるように学研の方も、パーツ分割を工夫していますから。

二眼レフカメラの性質上、本体にストラップをつけて首から下げた方が、撮影の際にブレずにすみます。
ストラップの穴が思っていたより小さく、一眼レフカメラのストラップでは穴に通りません。
後日、これに合うものを買ってくるとしましょう。
それまでは、カメラの三脚に固定することにしました。
完成したものが下記です。

2ref01.JPG

レトロなスタイルがたまりません。

2ref02.JPG

これが、上から覗いたファインダーの映像。
二眼レフカメラの上のレンズを通った映像をミラーで上へ反射させたものをファインダー(磨りガラスのようなプラスチックの板)へ投影して見ます。
左右が逆になって映っています。
ぼや〜っとした感じなので、ピント調整は難しいかも。
けれど、昔の人はよくこんな機構を考えましたよね。
言ってみれば、デジカメのライブビューじゃないですか。
デジカメの背面液晶に映る映像を参照して撮影するのと基本は同じ。
違うのは、電池も液晶も使っていないことです。

ファインダーを上から覗き、下のレンズで実際に撮影。
体の正面に構えて撮影する独特なスタイルは、今でも斬新です。

このカメラは、ISO400のネガフィルム(24〜27枚撮り)を推奨しています。
つまりこれは、お日様のまぶしいお天気の日、外で撮影するのを前提にしているような気がします。
実際、本誌に掲載されているものは殆ど、上記のような環境のものばかりでしたから。
室内は厳しそうです。

後日、天気が良い日に撮影して、神ナナにアップしますよ。

●関連記事:
神崎のナナメ読み: 「大人の科学マガジンVol.25」のふろく「35mm二眼レフカメラ」を仮面ライダーディケイド風にしてみる
http://kanzaki.sub.jp/archives/001958.html

Posted by kanzaki at 2009年11月02日 21:27