2010年03月11日

人差し指一本の親切

電話で相手と話している内容や口調は丁寧なのに、受話器をガチャンと投げるかのように切る人がいます。
あれって、電話の向こうの相手がまだ受話器を耳に付けていると、物凄く大きな音が耳の中に飛び込んできて痛いんですよね。
今日、電話の向こうの相手にやられて、非常に耳が痛かったですよ。
一時間ぐらいしても治りませんでした。

こういう体験をしたことがあると、他の会社の人も言っていました。
ISDN回線のようなデジタル回線だと、電話をガチャンと勢い良く切ると、その音が顕著らしい。
うちの会社は光回線だし、デジタルならばみんな同じなのかな?

他の会社の人は、そういう経験を受けてからというもの、フックスイッチの上に受話器を置いて電話を切るのではなく、人差し指でフックスイッチを軽く押すように触れて電話を切るようにしたそうです。
気遣い・配慮がとても感じられ、その人を尊敬したものです。

私もそれを聞いて以来、そのようにしています。
いくらそれまでの会話が良好でも、最後に不快感を持たれたらおしまいです。
しかも既に電話は終わっているので、相手はその不快感をどこへも向けられないのでイライラするばかり。

たった人差し指一本の心遣いなのですが、そういう事を知っている人と知らない人では、人格に大きな差があるのではないかと思う今日この頃です。

Posted by kanzaki at 2010年03月11日 22:34