2010年04月12日

桜は自分の美しさを知っている

sakura201001.JPG
*「Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED」レンズを使用


新潟は、まだ花見が出来るほど桜が咲いていません。
日差しの良い場所など、限られたところで少し咲いている程度です。

この週末が、唯一の花見日和だと思うのですが、本日は物凄い強風と大雨。
せっかく咲きそうな桜も、散ってしまいそうで心配です。
そんな事を母に話したところ、こんな言葉が返ってきました。

桜は、自分が一番綺麗に咲くと分かった時、絶対に散らないそうです。
かなり利口な花でして、綺麗に自分が咲いている時は、どんな事があっても枝にしがみついているとの事。

桜が綺麗に咲き誇り、人々がそれを愛でる事ができるのは、ほんの僅かな日数です。
一年のうち、たった数日間に自分の「美」を思いっきりアピールする姿。

なるほど。
確かに、母が言うことも頷けます。

春を我々に伝えるため、必死に咲き誇ると解釈することも出来ます。
そんな事を思いますと、いつまでも冬の閉鎖的な気持ちのままでは駄目ですよね。

Posted by kanzaki at 2010年04月12日 22:42