福島県田村郡三春町には、樹齢1000年以上のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)の古木があります。
人はそれを、三春滝桜(みはるたきざくら)、三春の滝桜、滝桜などと呼んでいます。
住所:〒963-7714 福島県田村郡三春町滝桜久保
電話:0247-62-2111
行き方:磐越自動車道・船引三春ICから約3km
●三春滝桜 takizakura.com
http://www.takizakura.com/
樹高は12m、根回りは11m、幹周りは9.5m、枝張りは東西22m、南北18m。
日本五大桜または三大巨桜の1つであり、1922年(大正11年)10月12日に天然記念物に指定。
お隣の県なのですが、おそらく新潟の多くの人は、その存在を知らないかもしれません。
新潟には高田公園という有名な桜の見所もありますしね。
たまたま、食堂で昼食を食べていたところ、テレビで三春滝桜を紹介していました。
私は全く滝桜の事を知らなかったので、なにげにテレビを見ていたところ、隣の席でタバコを吸っていたおばちゃんが、実際に見に行った事があると話してくれました。
「朝一番で行きなさい」というのが、おばちゃんのアドバイスでした。
昨年は新潟市内の桜を撮影しまくっていましたので、二年連続で同じものを撮る必要は無いと思いました。
せっかく滝桜の存在を知ったので、親友と出かけることにしました。
4月18日(日)午前4時に出発。
普通ならば、この時期には既に滝桜が満開でもおかしくないのに、今年は雪のせいで満開ではありませんでした。
咲き始めと言ったところです。
前日、ネットで調べたところ、なんと30センチも雪が積もったとか。
スタッドレスタイヤを装着して現地へ向かいました。
朝7時には到着したのですが、既に観光客で賑わっておりました。
クルマのナンバープレートを見ますと、関東から来ている人が多く感じました。
観光バスも幾つか見受けられます。
更には、露店も出ており、とても朝7時とは思えませんでした。
今回は気合を入れた「作品」としての写真撮影は考えていませんでした。
なぜなら観光地の写真は、誰が撮っても基本的に同じだと思うからです。
観光として撮影しに行くのも悪いものではありません。
むしろ、思い出として心に残りますし、楽しいものです。
そう考え、今回撮影に使用したカメラのレンズは、ズームレンズ一本のみ。
「AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR」を使用しました。
これ一本で、画角的には十分です。
この一本の滝桜を、四方をぐるっと回って鑑賞することができます。
高低差を交えて四方から見るのは面白いと思いました。
まだ満開ではなかったものの、桜と雪と菜の花という三色の色を一つの写真に収める事が出来て良かったです。
これは滅多に撮影できないシチュエーションですからね。
ちょうど今、満開の頃です。
機会があれば行ってみてくださいね。
そうそう、朝8時を過ぎると、周囲は交通規制が掛かります。
右折禁止とかややこしい事になり、渋滞も酷くなりますから、早めに出かけるのをお勧めします。
食堂でタバコを吸っていたおばちゃんの言葉は正しかったです。
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