2010年06月24日

高所得なのに、貯金が無いバカ者たち

本日はiPhone4の発売日です。
私も予約してあるのですが、残念ながらまだ手元にありませんorz

iPhone4を購入したら楽しみたい機能の一つとして、動画関係があります。

●iPhone 4版iMovieレビュー、確かにこれはキラーアプリだわ : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2010/06/iphone_4imovie_1.html

●iMovie for iPhone 4 発売、600円
http://japanese.engadget.com/2010/06/24/imovie-for-iphone-4-600/

私の所有しているデジタル一眼レフカメラ「Nikion D90」でもハイビジョン撮影は可能ですが、いかんせん、パソコンがその編集に耐えうるほどのスペックがありません。
iPhone4ならば、撮影から編集、Youtube等へのアップロードまで、これ一台で全て出来ます。
これはちょっと楽しみですよ。

さてさて、いつ入手できるやら・・・。

※※※※


雑誌「PRESIDENT」を読んで、「お金持ちなのに、お金に振り回される人が多いんだなあ」と思いました。

年収800万円から1,500万円の世帯は、アッパー・ミドル(上位中所得者層)と言うそうです。
世間一般からすれば、とても裕福な感じに見えますよね。

けれど、それだけ収入があっても、貯蓄が100万円とか200万円なんて人が結構いるそうです。
それぐらいの年収の人は、40代、50代のビジネスマンに多いのですが、その世代ですと、子供の教育費、住宅ローンの返済が大きく負担になっています。
だから、決して楽ではないのです。
そこへ来て、この不況。
基本給は変わらないけれど、ボーナスをガツンと減らされた人が多いとか。

没落パターンに陥るアッパー・ミドル層は、少しお金に余裕があると、ついつい浪費を繰り返すそうです。
その結果、教育費や住宅費を除いた一ヶ月の生活費が40万円以上なんて家庭も多いそうです。
一度味わった甘い生活を普通の生活と錯覚し、年収がダウンしても生活水準を下げる割り切りが出来ません。
そのせいで、貯蓄が100万円なんて事になってしまうのです。

その浪費の原因の一つは「妙なプライド」。
例えば、マイカー。
男の場合、マイカーを手放すのに抵抗があります。
そのマイカーも当然、外車です。
しかし、所詮はプチ高所得者なので、ベンツやBMWは無理なので、フォルクスワーゲンやプジョー等の海外市場で言うところの「大衆車クラス」に乗っています。
けれど、そこは外車。
維持費、修理代、車検がとても高いです。
日本の軽自動車に乗り換えればいいものを変なプライドのせいで、そこは譲りません。

妻は妻で、子供を授業料の高い私立へ通わせ、寄付金、施設費の名目で更に出費。
親同士の交際も馬鹿になりません。

そして、住宅ローン。
5,000万円〜8,000万円の超高層マンションをプチ高所得者がこぞって買った時期があるのですが、その毎年の返済額がとても高額なのです。
住宅ローンの年間返済額を年収20%以内に抑えておけばいいものをそれ以上の金額のせいで家計を圧迫しているのです。
思い切って売却や安い賃貸へ住み替えればよいものを、妙なプライドのせいで、それが出来ません。
「ローンの返済と変わらない金額の賃貸なんて払うぐらいならば、このまま住んでいた方がましだ」と思い、固定資産税、管理費、そして高い利息をせっせと払い続けています。

・・・・・・そんな事が雑誌に書かれていました。
非常にアホな人種だと思いましたよ。
チンチクリンなプライドが、自分の首をしめているのは、なんとも嘆かわしいものです。

お金が無い、生活が苦しいのならば、そう言ってしまった方が楽なのにね。
そして、身の丈に合った生活をすれば、変なプライドで自分を追い詰めなくてもいいのに。

他人なんて、そこまで人を見ちゃいません。
確かに、アッパー・ミドルの豪華な生活を羨ましい目で見ることはありますが、それも一瞬です。
一通り見たら、後は気にしません。
自分とは接点の無い人や事柄をいつまでも気にするほど暇ではないからです。
人の自慢話は、聞いていてもつまらない。

身の丈にあった生活と言えば、私の場合は、マイカーを処分したことでしょうか。
これは本当に良かったと思っています。
車検やオイル・タイヤ交換、税金等とはオサラバしたお陰で、金銭的負担もそうですが、精神的にも気楽になりました。
だって、年間200kmも走っていなかったのに、維持費だけは一人前に支払わなければいけないのは、本当に馬鹿らしかったですもの。

それと、交通事故の加害者になる確率も減ったのも嬉しいです。
数年前、こちらは標識通りに運転していたのに、一時停止を無視して相手のクルマが突っ込んで衝突した時のシーンが、今だにトラウマになっています。

カメラや自転車等の趣味にお金を費やしても、マイカーの車体代や維持費に比べれば安いものです。
おかげで、写真展をやってみようというレベルにまでなれましたしね(腕はどうか分かりませんが、少なくとも精神的にはね)。

「無ければないで何とかなる」「他人は他人。自分で自分の生活を築く」・・・そんな風に考えて生活していると、少しずつ笑顔の回数が増えてきたように感じます。
年齢も年齢ですし、見栄をはって他人と比べるより、自分らしく生きてみたいものです。

Posted by kanzaki at 2010年06月24日 22:22