2010年08月08日

長岡花火大会をデジタル一眼レフカメラで撮影をしてみました

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8月3日に母を連れ、日本三大花火大会の一つ「長岡花火大会」を見に行ってきました。
自家用車、または新幹線で行くという手段もありましたが、値段と利便性等を考え、旅行会社のバスツアーに参加しました。

そういや今まで、デジタル一眼レフカメラで花火を写真撮影する機会がありませんでした。
ちょうど良い機会ですので、カメラと三脚を持参しました。

長岡花火大会については、下記をご参照ください。


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●花火王国新潟の長岡大花火大会情報満載!|長岡まつり協議会
http://nagaokamatsuri.com/index.html


●長岡まつり(長岡大花火大会) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B2%A1%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A

長岡大花火大会は、8月2・3日の夕方から、信濃川河川敷で行われる。
同じ新潟県内の片貝まつり浅原神社秋季大祭奉納煙火(小千谷市片貝町)、ぎおん柏崎まつり海の花火大会(柏崎市)と併せて越後三大花火と言われる。県内では、その開催場所からそれぞれ「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」と表現することが多い。花火大会は年を重ねる毎に規模を増していっている。
かつては同じ新潟県内の片貝まつりと花火の大きさで競い合っており現在打ち揚げられている正三尺玉よりも大きい三尺五寸玉を打ち揚げたことも過去にはあったが互いに大きくしていってもきりがなく、これ以上の大型化は危険が伴うことから現在は長岡の正三尺玉、片貝の四尺玉というかたちで落ち着いている。日本三大花火大会の一つである。

●長岡まつり大花火大会:夜空鮮やかに 1万発の大輪−−信濃川河川敷 /新潟 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20100803ddlk15040131000c.html

夏の風物詩「長岡まつり大花火大会」が2日、長岡市の信濃川河川敷で開かれ、約1万発の大輪の花火が夜空を鮮やかに彩った。
桟敷席も設けられた河川敷には大勢の観光客が詰め掛け、「天地人花火」「尺玉100発」「ミラクルスターマイン」などが大音響と共に打ち上げられた。色とりどりに夜空を焦がす光と音の芸術に、見物客は歓声を上げて酔いしれていた。


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冒頭で書きましたとおり、旅行会社のバスツアーを利用しました。
「新潟交通」という市営バスも営んでいる会社です。
ツアー費用は一人約7,000円。
自宅から新潟市駅前までの市営バス運賃、新潟市から長岡花火大会会場近く(ハイブ長岡というイベント施設駐車場)までのバス運賃、花火大会会場の有料マス席代、お弁当代が含まれています。

今回、デジタル一眼レフカメラにて花火を撮影する練習も行ないました。
いろいろなサイトを見てまわりましたところ、どうやら設定は以下のようにすると良いらしい。

・Mモード(マニュアルモード)を使用
・シャッタースピードを「バルブ撮影」に設定
・ISO感度は200(ニコンのカメラのISO感度で、一番下限の数値)
・F値は11前後
・ホワイトバランスは「晴天」
・レンズは別段、明るくなくてもよい(今回、標準ズームレンズ「ニコン製AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」を使用)
・ブレないように三脚を使用
・リモートコードをつなぎ、花火が打ち上がると共にシャッターを切り、花火が開ききったあたりでシャッターをおろす(全工程で5秒前後ぐらいシャッターを開く)

私は普段、三脚とリモートコードを殆ど使用しません。
軽い単焦点レンズをカメラに装着して、どんどん歩いて移動しながら撮影するスタイルだからです。
一箇所に固定して撮影するなんて、滅多にありません。

今回、有料のマス席で観覧したので、場所としては一番前でした(正確には、私の前に一人座っている)。
特等席のように感じるでしょ?
しかし撮影してみて分かったのですが、あまりにも近くなので、花火が満開に花開いた際、ファインダーの中に全て収まり切れません。
それとマス席の目の前に、大きなスピーカー(?)と柵がありまして、非常に邪魔でした。

また、近くという事は、花火は真横というより、もっと真上の方に花開くので、三脚の雲台の上向き量を最大にしても、まだ傾きが足りません。
最終的には三脚の足を折りたたんで簡易的に一脚にして、顔と体にカメラを押し付け、かなり上向き加減で撮影していました。

また、バルブ撮影をするという事は、シャッターを開きますとファインダー内の映像が、シャッターを切り下ろすまでのあいだ真っ暗になります。
ファインダーだけを頼りに撮影していますと、いつ花火が満開になったか分かりません。
だから片目でファインダーを覗きつつ、もう片方の目で肉眼で花火を見る形になりました。

花火を撮影するならば、少し離れた場所から撮影した方が絶対に良いと思いました。
そんな訳で、クオリティの高い作品を撮影出来ませんでしたが、ご参考までに本記事後ろの写真を御覧ください。

有料マス席は写真撮影する場所じゃありませんね。
肉眼で、そのド迫力の大輪と音を楽しむ場所です。
カメラはせいぜい、コンデジや携帯電話で十分。
自分の目と心に、その美しさを残す方が良いと思いました。

ここしばらく残業続きで心の花が萎れかけていましたが、良いリフレッシュになりましたよ。


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Posted by kanzaki at 2010年08月08日 10:00