2011年01月24日

NHK「スタジオパークからこんにちは」にAKB48の三人(高橋みなみさん、前田敦子さん、篠田麻里子さん)が出演【2】

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上記は、ユンハンス社の飛行機の置時計(ドイツ製・昭和時代)です。


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前回の続きです。


●前回の記事: NHK「スタジオパークからこんにちは」にAKB48の三人(高橋みなみさん、前田敦子さん、篠田麻里子さん)が出演【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002267.html


近田アナ「みなさんAKBの仕掛け人は、総合プロデューサーの秋元康さんです。皆さんの特徴は人数もさることながら、専用の劇場を持って、72人全員が日々、公演を行っていること。つまりそれは"会いに行けるアイドル"という大きな特徴があるんですね。そこで今回、私は実際に、秋葉原の劇場にてアイドルの皆さんに会いにいってまいりました」

VTRは近田アナが秋葉原の大通りに立っているシーンからスタート。
AKB48劇場の8階へ向かいます。
定員、わずか250名のそれほど広くない劇場。
開演直前、観客席は満席。
夜7時、公演スタート。
観客はピンク色のペンライトを持って、舞台へ向かって歓声をあげています。
この劇場のルールなのでしょうか、全員席に座って観ています。
およそ2時間で16曲。
この劇場用のオリジナル曲ばかりです。
曲に合わせて、次々と衣装も替わっていきます。
客席と舞台が近いので、場所によってはメンバーがすぐ横にまで来ます。
夜9時に公演終了。
その後、全メンバーがハイタッチでお見送りします。

●(参考・劇場公演の様子)AKB48 桜の花びらたち 劇場5周年記念イベント

住吉アナ「2時間いてみて、多くの人が魅了されていくその感じというのは・・・」
近田「その気持ちは、よく分かりました。空間自体が熱い空間になっているというか、本当に魅了されていく感じが・・・。それと近いので。それまで私の中のAKB48というのはグループだったのですが、一人ひとりの個性が見えてきて、なんというのでしょうか入ってきて・・・。だんだんこっちも笑顔になっていってペンライトを振っているという(他の人達の笑い)。あの距離感ですから、歌も踊りも、そしてMCも更に鍛えられるんじゃないですか?」
篠田「殆ど毎日やってるんで・・・。それとMCはお題はあるんですけれど、内容はみんなで考えるんですよ。それぞれ」
住吉「へ〜(驚き)」
高橋「かなり鍛えられますね」
近田「一人ひとりが自己紹介をして、そこで例えば今年の目標ですとか、色々なお話もされるんですよね」
高橋「そうなんです」
住吉「話すことが無くなって困っちゃうことなんて無いんですか?」
前田「ネタ切れとかありますよ」
高橋「ありますねえ。もう頭をこらして」
住吉「しかも間に踊ったりもするから息もあがるけど、両方こなさなければならないんですよね」
高橋「ですねえ」
近田「今回、私が拝見したのは、チームKの公演だったんですけれど、このチームKから今日おこしの三人の中のある人に、あるお願い、注文を承ってまいりました。映像をご覧いただきましょう」

VTRは板野友美さんを中心にチームKのメンバーが並んでいます。

梅田彩佳「ムチャぶりをするなら、あの人しかいないですよね。たかみな! いろいろと今までモノマネをしてきたと思うんですけれど、やはり今年はじまったということで、今年一発目の新ギャグなんかを披露してください」

そのVTRを観た高橋さん「えっ! 持ってないよ! どこから、そんなモノマネをしている人になってる?」
前田「そんなキャラだったっけ?」
高橋「(頭を抱えて)知らなーい!! 助けてー!」
近田「それでは新ギャグを・・・」
篠田「(冷静に)確かにね、いっぱいギャグ持ってますからね」
前田「(笑いながら篠田さんの肩を軽く叩く)」
篠田「(高橋さんに向かって冷静に)あのギャグがいいんじゃない?」
高橋「麻里子〜ムチャぶりするから・・・。(篠田さんをさしながら)もう大好きですから。目キラキラさせてますからね!」
篠田「いっぱい持ってるんですよ。引き出しはね」
前田「頑張って」
高橋「え〜、戦場カメラマンの渡部陽一さんのモノマネを・・・(辛そうな表情)」
前田「(口に手をあてて笑いながら)見たことがない・・・」
高橋「(咳払いをした後にモノマネを始めます)戦場には、これを持って行くんです。これはですね、日記を持ち歩くんです。レンガで挟まれてるんですけれど・・・(二人に顔を向けて、素の声で)これで大丈夫ですか?」

前田さん、頭に両手を当てて下を向き、篠田さんは静かに微笑んでます。
客席拍手。
高橋さん、恥ずかしくて騒いでいます。
両手を額にあて「スタジオパーク怖い!!(笑)」と叫んでます。

近田「お二人はいかがでしたか?」
篠田「放送事故になりましたね。大丈夫ですか?」
近田「大丈夫です」
高橋「なんで、(モノマネの最中)しんとしたんですか?」
前田「録画だったら、絶対カットになっていたね(笑)」
篠田「生放送でもカットしてほしかったですね」
高橋「(カットに)なっちゃった事にしてほしいですよ!」
近田「全国に流れています。2011年、高橋さんは、そのモノマネ、ギャグで行って欲しいと思います」
高橋「えーーー!!」
近田「以上、近田の特ダネでした」

(客席の拍手の中、退散)

住吉「今日はカット出来ない生放送でお送りしていますが、皆さんからの質問等をFAX、メール、携帯などから受け付けています。それでは、皆さんの本音に迫っていきたいと思っています」
三人「はい」


●次のコーナー「AKB48の本音ガチで聞きます!」

住吉「短い時間ではありますが、本音で答えていただければと思います」
三人「お願いします」
住吉「せっかく皆さん結成当初の事を知っているメンバーに来ていただいているので、その頃のお話を少し伺いたいんですけれど。AKB48は2005年ですから・・・5年前の11月に皆さんオーディションで集まってきて、もう(翌月の)12月からはあの劇場のステージに出ていたという事なんですけれど」
高橋「そうですね」
住吉「最初から、あんなに歌ったり踊ったりとか出来た人が皆さん集まったんですか?」
高橋「いやいや。も〜素人の二十何人が集まってやっていたので、最初は覚えるのにかなり苦戦しましたね」
住吉「11月に集まってレッスンを集中的に受けたんですか?」
高橋「そうです。基礎レッスンといいますか、リズムのとり方から」
住吉「リズムのとり方?」
高橋「16ビートと言って、AKBの曲の中によく出てくるんですけれど。(肩を上下に小刻みに動かしながら)ダッ、ダッ、ダッて、それすらとれないんですよ。最初は」
住吉「こういう感じじゃ駄目なんで(ゆっくり手を何回か叩く)小刻みに」
高橋「小刻みに(体で16ビートのリズムを表現)」
住吉「そうやると、かっこいいですね」
高橋「横にこうやって(ゆっくりと体を揺らす)動いているよりも、ダッ、ダッ、ダッ(縦に小刻みに)の方が様になるんですね」
住吉「そこから練習して・・・」
前田「そこからですね」
住吉「毎日、(公演を)やるわけですよね。お客さんって、今は凄く盛り上がってますけれど、あんな状態で最初から(お客さんが)迎えてくれたんですか?」
高橋「いや〜。最初は7人ぐらいですね。来てくださったのが。メンバーよりもお客さんの方が少なくて・・・」
住吉「メンバーって20人とか」
高橋「そうです」
住吉「7人だったんですか?!」
高橋「そうなんですよ」
住吉「えー!!」
高橋「アンコールも、マネージャーさんが"アンコール!!"って掛けてくれたりとか、してくれていました」
住吉「サクラで入って呼んでくれて」
高橋「はい」
前田「サクラ・・・状態で。知らなかったんですよ、その時は」
高橋「知らなかったね〜」
住吉「でも、7人というのは、見たら分かっちゃいますよね? ステージから」
高橋「そうですね」
住吉「どんな気持ちで・・・」
前田「ファンの方が、私達が移動すると、移動できるぐらいなんですよ(二人の笑い)。端から端まで走って応援してくれる状態だったんで。(高橋さんに視線をやり)ね〜、先が見えなかったですね」
高橋「ですね〜」
住吉「このまま大丈夫かな〜とか」
高橋「はい」
住吉「篠田さんはビラを配ったりとか」
篠田「はい。全然、人も入んないし。ビラも貰ってくれないし。大丈夫かなこれ、と思いながら、ずっとやってましたけれどね。あと、受付もやっていたので、来るお客さんが、メンバーのお母さんとか身内だったり」
(三人思い出し笑い)
高橋「身内が多くてね、最初(笑)」
篠田「そういう感じなんだって最初はすごい・・・」
住吉「受付していると分かるんですね」
篠田「分かりますね。何々の母なんですみたいな話しをされるんで・・・わっ、全部身内だなあという事はあったんですけど」
(二人の笑い)
住吉「それでも結構、練習とか、公演2時間とか、とってもハードだと思うんですけれど。もう、ちょっとあれだから辞めようかな〜みたいな事は、当時って無かったですか?」
高橋「辞めようというのは無かったですね〜。やっぱり、日々やっていく中で、一人ずつですけれどお客さんが増えていってくれるのが凄く嬉しくて・・・(他の二人も静かに頷く)。やりがいを感じてましたね」
住吉「へ〜。その辺からしてタフですよね。もっと来てもらおうって」
高橋「そうですね。みんな凄く」


(続く)

●次回の記事: NHK「スタジオパークからこんにちは」にAKB48の三人(高橋みなみさん、前田敦子さん、篠田麻里子さん)が出演【3】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002269.html

Posted by kanzaki at 2011年01月24日 23:24