2011年01月26日

早く雪と病気が無くなって欲しいこの頃

rainboe1101.JPG

まだ雪が降る前。
新潟市中心部にあるレインボータワーです。
朝6時。これから世の中が慌しく動き出す少し前の時間。
幼い頃、レインボータワーに親と一緒に乗ったのも良い思い出です。

●レインボータワー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC

※※※

今日は仕事を休まさせてもらい、病院へ行きました。

ここ数ヶ月、胃潰瘍の治療をしていました。
その治療結果を確認するため、胃カメラを飲みました。

昨年、久しぶりに胃カメラを飲む際は、とても怖かったです。
しかし人間、慣れというものがあるようで、今回はあまりそういった感情も起きずにのぞめました。
先生の腕の良さもあり、殆ど苦しい思いもせずに検査が終わりました。

胃潰瘍は治ったのですが、十二指腸潰瘍が見つかりました。
先生がとても悩んでいました。
今までの治療からすれば、出来るはずが無いからだとの事。
先生自身も判断がつかず、大学の先生に聞いてみると言ってました。
まだ当分の間、通院が続きそうです。

※※

ピロリ菌検査の際に薬を飲んだ後、しばらくの間、ベッドに横たわっていました。
カーテンで仕切られ、周りの様子は見えません。
人間、視界をさえぎられると、別の感覚を研ぎ澄ますのでしょうかね。
耳から色んな音が入ってきました。
看護婦さんと患者さんの会話。
治療器具が動いたり、机に置かれる音。
子供の泣き声。
もし私が定年退職し、余生を過ごす毎日になったら、こういった音を頻繁に聞くことになるのかなあ・・・なんて思ったりしました。

でも、怖さとかあまり感じません。
平日の午前。
世間の同年代が働いているであろう時間に、こうして何もせずに横たわり、時間の流れがいつもと違う事に居心地の良さを感じたりしました。

※※

病院の看護婦さんもお医者さんも、とても感じが良い人達でした。
こちらがちゃんと「おはようございます」「ありがとうございました」と言えば、笑顔で返してくれます。
こちらが冗談を言えば笑ってくれる。
検査の関係で、ベッドの上で起きていなければいけない時、暇つぶし用にと雑誌を持ってきてくれたりもしました。

コミュニケーションというキャッチボールは、薬と同じぐらい大切なものだと思いました。

※※

今、新潟では「僕の生きる道」の再放送をしています。
なんとなく無意味に無目的に生きてきた男性が、スキルス性胃癌で余命1年と宣告された後、「素晴らしい余命一年間」を肯定的に描いた物語。
リアルタイムでは観ることが出来なかった私ですが、たまたま先日、再放送を見たところ、あまりの良さに観続けています。
最終回まで観たら、シリーズ最新作を劇場で観ようと思います。

●僕と妻の1778の物語(http://www.bokutsuma.jp/)

ps.本日は、AKB48の記事はお休み。

Posted by kanzaki at 2011年01月26日 19:48