2011年05月08日

及川光博さんのコンサートへ行ってきました(新潟公演)

昨日、及川光博さんのコンサートへ行ってきました。
私がドラマ「相棒」ファンだからです。

●及川光博オフィシャルサイト バラ色帝国
〜the empire of Roses公式サイト
http://www.oikawa-mitsuhiro.com/


※この動画は今回のものではありません。イメージ。

行くまではどんな音楽性なのか分かりませんでした。
音楽のジャンルとしましては「ファンク」になるのではないでしょうか。

●ファンク - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AF

ファンク(funk)は音楽のジャンルのひとつであり、その中でもアフリカ系アメリカ人(黒人)起源のソウル・ミュージックのジャンルに属す。

大学生の頃、学校とは別に芝居や音楽の勉強をしていたそうです。
その時に身につけたのがファンクだったとか。

バックバンドは、ベース、ギター、ドラム、キーボードの他、三人のホーンセクションで構成されています。
サックスやトランペット等の音が加わると、音楽性が黒人系になっていいですよねえ。
その他、四名の女性ダンサーもいます。
振り付けもやはり、ファンク・ミュージックっぽい感じです(そこにちょっと、昭和時代のアイドルっぽいエッセンスも加えている)。
例えて言うならば、「米米CLUB」とかそういうイメージを思い浮かべてもらえれば良いかと。

及川さんをはじめ、今回のステージの平均年齢は41歳!
さすが皆さんベテランだけあって、聴いていて心地良いんですよね。
聴いていて疲れません。
会場の音響設備の良さもあるのかもしれないけれど、テーブル席でお酒を飲みながら聴いていたいと思いました。

ステージは、おしゃれな雰囲気のバーをイメージしています。
演奏者、ダンサーの他、このバーの店主兼及川さんの執事がいます。
ステージの横のカウンターで、食器を磨いたり、及川さんの着替えを手伝ったりしていました。
照明は、ミラーボール等も使用して、昔の「ディスコ」チックな感じも演出。

私は音楽に詳しくないのですが、1960年〜1970年代のような雰囲気を感じました。
ファンクという音楽なので、年配の人達には懐かしく、若い人達には新鮮でオシャレに感じるのかもしれません。

及川さんはそういったテイストに加え、昭和時代の女性アイドルチックな部分、「ベルサイユのばら」や「パタリロ」が流行った頃のような少女漫画チックな部分をエッセンスに取り入れているように思いました。
こういったステージや音楽が成立するのは、及川さんだけかもしれません。
唯一無二。
MCで語っていましたが、16年間の間、特にヒット作も無いのに、毎年必ずコンサートをしている。
上昇が無い代わりに下降も無い。
今後もそんな感じでやっていきたいと語っていました。

観客の95%以上が女性だったのではないでしょうか。
中心は20代〜30代の清楚な綺麗めの女性。
下はお母さんに連れられてきた小学校低学年ぐらいの男の子、女の子。
上は60代ぐらいもいました。
新潟のファンだけではなく、北陸地方の人もいましたし、関東の人もいました。
みんな、振り付けとかちゃんと把握しているのですね。
後半で観客が全員、チアリーダーが持っているようなポンポン(金色や銀色に輝いている)を取り出して踊っていました。
私の隣のおばちゃんが、私に予備のポンポンを貸してくれました。
私の母ぐらいの年齢だと思うのですが、踊りも完璧。
笑顔がとても素敵でした。
これだけ幅広い年齢層に指示されているのは強みですよね。

及川さんのステージは、ファンとの一体感を大切にしているようで、頻繁に観客席へ呼びかけをしていました。
MCも長めにとっており、ステージ前にファンから回収したアンケート用紙(?)みたいなものを読んで、そこに書かれている質問等について話す時間も設けられていました。

エンターテイナーという事を意識して、ファンを大切にしている事がよく分かるステージでした。
トークもダンスも歌も上手いですから、深夜枠かなにかでトーク番組をやって欲しいなあ。
昔、タモリさんがやっていた「今夜は最高!」という番組構成が一番ピッタリのような気がします。

otonanokoi.JPG
※1:1=lovers

Posted by kanzaki at 2011年05月08日 21:06