2011年08月10日

震災をきっかけに「自転車ツーキニスト」が増加中です

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本日は、母の誕生日。
ルーテシアというケーキ屋に行って、色々と買ってきました。
私がよく利用しているお店です。
今回、食べた中で、一番のヒットは桃のタルト。
丸々一個、旬の桃を使っております。

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断面図。
種の部分を繰り抜いて、シュークリームのシューが入っています。
岡山県の白桃を使用しており、気品のある甘みと酸味が最高です。

神ナナの読者の中にも、東日本大震災が発生した際、帰宅難民になった方がいるかと思います。
その後、計画停電により、電車の間引き運転が実施されました。
そういった事が重なり、緊急時の足として自転車が改めて注目されました。

また、首都圏の場合、朝夕の混雑ぶりにへとへとになり、バスや電車から、自転車へ颯爽と切り替えた人も多いです。

自転車を使って通勤する人を俗に「自転車ツーキニスト」と呼んでいます。

国内で年間に売れる自転車の数は、900万台ぐらいです。
そのうち13%のシェアを持つのが、「株式会社あさひ」です。

●株式会社あさひ|サイクルベースあさひ
http://www.cb-asahi.jp/real/index.html

・自転車 通販 サイクルベースあさひ
http://www.cb-asahi.co.jp/

この会社では、震災以降の売り上げが激増し、3月度の既存店売上高は前年比145.6%となりました。
6月ぐらいになって、ほぼ例年並みに落ち着いたそうです。

売れ筋は、やはり一般車(ママチャリ)。
その次に、スポーツ車、電動自転車などが売れています。
防災グッズとして、折りたたみ自転車を買う人も多いそうです。

一般車は、1万5,000円前後の価格帯が売れています。
スポーツ車は、ツーキニストが選ぶ街乗り仕様のクロスバイクが売れており、数万円程度の価格帯です。
ちなみに、クロスバイクとは、走りに特化したロードバイクと呼ばれる自転車のフレームに、少し横幅のある安定した太いタイヤ、スタンド、ベル、ライト等を取り付け、日常用途にも便利にしたものです。

ここ数年も、自転車ブームでした。
健康やエコ志向。
そこに、ガソリン高もありましたからね。
さらに今回の震災で、良さが再認識されました。

本格的な普及をするには、駐車場や専用レーン等といったインフラ整備が必要となってきます。
この辺は、民間だけでは解決できない問題です。

また、運転者のマナー向上も大切となります。
私が乗っているようなロードバイクと呼ばれる自転車は、平気で時速30km以上のスピードが出てしまいます。
そんな自転車が、歩行者と同じ道路を走ったらどうなるか、想像できますよね?

色々と問題があるのも事実。
しかし、これだけ注目されている乗り物なのですから、諸問題を解決し、良い方向へ進んでいって欲しいと思います。

Posted by kanzaki at 2011年08月10日 22:00