2011年09月30日

企業に広がるSNS疲れ/B級グルメ「糸魚川ブラック焼きそば」も「イカ娘」とコラボしたらいいんじゃなイカ

【企業のSNS疲れ】

今、企業の間に「SNS疲れ」が広がっているそうです(日経ビジネスより)。

SNSは、実社会の人間関係をインターネット上に持ち込む為の「場所」だと思ってください。
「場所」として、mixi、GREE、Facebookなどのネットサービスが有名です。
ちなみにTwitterは、Twitter幹部によるとSNSではないそうです(誰がどう見ても同じだと思うので、ここではSNSとして扱います)。

SNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Network Service)の略

企業は続々とSNS上に、公式アカウントを用意しました。
消費者との距離を縮め、売り上げに貢献できると期待したからです。

しかし、各企業のSNS担当者は、名も知らぬユーザーから非難されたり、暴言を吐かれ、しまいにはノイローゼになる人も出てきました。

他にも、つい漏らした失言がネット上に伝播し、企業が謝罪するまでに追い詰められたケースもあります。

企業はネット上での炎上を避ける為、投稿内容のガイドラインを設けて、外部による24時間体制の監視をしているところもあります。
もちろん、それには費用が発生しています。

企業と消費者が「温かい関係」を構築する為に期待されたSNS。
しかし、強い発言力・発信力を得た消費者に対し、企業は「恐れ」を感じている状態となっています。

担当が疲労し、企業は炎上を恐れて監視状態。
それだけのリスクとコストをかけていながら、多くの企業から聞こえてくるのは、
「ソーシャルメディアで、どれだけ売り上げが増えたのか確証を得にくい」
という声です。

「ソーシャルメディア進化論」を書いた武田隆さん(エイベック研究所代表取締役)。

彼はソーシャルメディアを「心温まる関係」と呼んでいます。
人々がつながるところに価値がある。
しかし、実名性の高いSNSは、人とつながればつながるほど、自分が所属するコミュニティーの一員としての自分に縛られ、窮屈に感じる。
故に、コミュニティーから「監視」されているような意識を感じてしまう事もあると語っています。

「心温まる関係」に企業が足を踏み入れると、多くの場合、逆効果を生むと考えています。
例えば、アトピーの子供たちを持つお母さんのコミュニティーに、企業が「この石鹸を使うと、劇的に治りますよ!」と宣伝目的に書き込むのは最悪です。
自分達の繋がりあう「聖域」に、企業が土足で踏み込むようなアクションはタブーなのです。

ユーザー同士がつながり合う「心温まる関係」と、企業の「お金儲け」。
武田さんは、やり方さえ間違わなければ両立できると考えています。
著書の中で、その成功談や失敗談を書いています。

●Amazon.co.jp: ソーシャルメディア進化論: 武田隆: 本
http://amazon.jp/dp/4478016313

インターネットは、人間関係を便利に広げてくれた素晴らしいツールだと思います。
人と人との結びつきを物理的距離を無視してつなげてくれて、本当に便利です。
今後も、新たなSNSが登場するでしょうし、楽しみですよね。

でも、「企業の儲け」としては難しいかなあと思います。

リスク承知で直接、「聖域」へ踏みこむよりは、テレビや新聞・雑誌などの「プロが作る媒体」を仲介させた方が良いのではないでしょうか。

同じものを消費者へアピールするにしても、「うまいやり方・下手なやり方」というものがあります。
まだ、SNSを媒体にした「うまいやり方」は確立されていないと思うのです。
私なら、確立されてから手を出したいと考えます。

今は、学校や公的機関で模索していただき、確立させて欲しいと思います。

※※※

【B級グルメ・糸魚川ブラック焼きそば】

tukitoku,0.jpg
・ブラック焼きそば(新潟県のサイトより転載)

新潟県糸魚川市のB級グルメ「糸魚川ブラック焼きそば」。
そのイメージキャラクター「ブラック番長」のプロモーションビデオ第一弾が完成したでゲソ。

県内ではこの料理が話題になっているでゲソ。

●新潟県:【糸魚川】 B級ご当地グルメ 「糸魚川ブラック焼きそば」提供店舗の情報をご紹介します!
http://www.pref.niigata.lg.jp/itoigawa_kikaku/1287608493937.html

●新潟県:【糸魚川】 糸魚川ブラック焼きそば誕生1周年キャンペーン「イカげさまで1周年」を実施します!(9月23日〜10月2日)
http://www.pref.niigata.lg.jp/itoigawa_kikaku/1314309647010.html

私も行列に並んで食べたことがあるのですが、なかなか美味しいじゃなイカ。
イカ墨をあえているから、カルボラーナみたいなモチッとした感じで、更にキャベツのシャキシャキ感を感じられるじゃなイカ。
それらには味がある訳じゃないから、味付けやトッピングは、各店によって違うでゲソ。

第2期が放映開始した「侵略!?イカ娘」とタイアップしたらいいんじゃなイカ。

●「侵略!?イカ娘」(第2期)公式ファンサイト
http://www.ika-musume.com/

劇中に登場する「海の家・れもん」の看板料理に、最もぴったりじゃなイカ!

今、最も旬で大人気のアニメ(漫画が原作)。
「よっちゃんイカ」や「うまい棒」ともコラボレーションをし、人気はうなぎ上り・・・否、イカ上り。
ブラック焼きそばもコラボしたら、県外からたくさんのお客さんが来るのは確実だと思うでゲソ。

アニメと言えば、いよいよ10月9日より、TBS系列でガンダムの新作がスタートします。

●機動戦士ガンダムAGE 公式サイト
http://www.gundam-age.net/

絵柄が今までと違いますが、かえって新鮮です。
「銀河漂流バイファム」の再来を予感します。

一年を3シーズンに分け、それぞれ別の主人公が活躍するという珍しい形態です。
血筋は同じで、最初の主人公→その息子→そのまた息子が主役として交代していきます。
最初の主人公が乗るガンダムは、ファーストガンダムをモチーフにしたもの。
次の主人公が乗るのは、ゼータガンダムをモチーフにしたもの。
最後は当然、ダブルゼータガンダム。
既に、後半の主人公ロボまでデザインが決まっているのは珍しいです。

やはり最後は劇場版にて、ファンネルを装備して、隕石の落下を持ち上げて食い止めるのでしょうか?

Posted by kanzaki at 2011年09月30日 21:27