2011年11月07日

40代独身男性は、自由に使えるお金が多い!!←神崎はどうでしょう?

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・iPhone4で撮影

40代男性の4人に1人は未婚だそうです。
自由なお金を使える彼らは、たとえ高額だったとしても「こだわり」のある商品を購入しています。
(NIKKEIプラス1より)

男性全体の消費額は30兆円で横ばいです。
しかし唯一、単身の男性世帯の消費だけは今後、増加すると予想されています(三菱総合研究所の調査)。

具体的には、2010年の17兆1560億円が、5年後には17兆7450億円に伸びる見通しです。
特に40代に限ると、この5年で19.7%も消費が増える予想だとか。

※※※

中年の「独身王子」をターゲットにした商品展開というのも、アリなのかもしれません。

確かに、「これが欲しい・必要なんだ」と思ったら、別にローンとか組まずに現金一括払い(orカード一括払い)で買っちゃう傾向があります。
自分のお金だし、この歳になって反対・阻止する人もいませんしね。

去年ぐらいから、福山雅治さんをはじめ、40代の男性が注目されていますよね。
まあ、注目されてるのは「イケメン」もしくは「お金持ち」なんですけれどねorz

●女性が憧れを抱く男性は40代が圧倒的!魅力的な40代男性1位は佐藤浩市、魅力的な仕草1位はネクタイを緩める - シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0021813

魅力的な男性のイメージに合う40代俳優として佐藤浩市(49歳)が1位に輝いた。2位に江口洋介(42歳)、以下、唐沢寿明(45歳)、大沢たかお(41歳)、本木雅弘(44歳)と続く。 出版界では、電通総研 消費者研究センター 大屋洋子氏の著書「いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか」(講談社)が話題となっている。

●もう40代か!と驚いた素敵俳優ランキング(gooランキング) - エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20110425/Goorank_17586.html


金銭的・精神的な「余裕・ゆとり」があり、それなりに若いしアンテナも広いから「遊び」も知っている。
ちょうど良いバランスが40代・・・特に独身男性のイメージなんでしょうかね。
それが、若い女性の中には、魅力的に感じる人もいるのでしょう。

今しがた書いたとおり、「イケメン」・「お金持ち」という但し書きが伴いますけれどね。

「40代・独身」には多かれ少なかれ、本当は下記のような思考を持っていると思います。

不況が続いて賃金カットが当たり前だし、出世はできません。
管理職だけれど、部下がいない(少ない)から、雑務も自分でこなさなければいけません。
達成感や満足感もない仕事に追われる毎日。
食べるために仕事をしているのか、仕事をするために食べているのか分からない。
他人の芝生は、青く見えてきます。
とは言え、隣の芝生へ踏み出すリスクが大きいので、踏み出すことはしません。

もし仮に、これからすぐに結婚したとします。
家族が増えれば家も欲しくなります。
でも、住宅ローン(35年ローン)を支払い終わるのが、定年後になってしまいます。
子供だって、大学を卒業して社会へ出る頃には、自分自身は定年を過ぎています。
ローンや養育費等、一番お金がかかる頃であろう50代。
サラリーマンの給料というのは、普通の社員は50代の一定の時期より、じょじょに下がっていきます(役員とか管理職だと、会社によって少し違う)。
60歳を過ぎると、一年ごとの契約社員扱いになる会社も多いことでしょう。
当然、賃金は正社員の頃より安いです(でも、年金を貰うまで、収入がゼロ円よりはマシ)。
必要なときに賃金が下がるのは痛いものです。

お金も少ないし、仕事に追われて余裕も無いから、とても結婚なんて無理。
結婚後に予想される養育費や住宅ローン等を勘定すると、自分の賃金じゃやっていけそうにありません。
相手にも悪いし、それならば独身でこじんまりと、身の丈にあった生活した方がいいかもと思います。
そういった支出が少ない分、たまには値段が高くても気に入ったものは欲しいとも思ったりします。

恋愛に関しては超淡白。
別に、相手が振り向くまでアプローチしようなんて思いません。
駄目だとちょっとでも思ったら、さっさと手を引く。
この歳になって、ラブソングのような幻想も抱いていません。
もうこの歳になると、男性とか女性とか関係なしに、同じ考え・趣味を共有できる同士と仲良くしたいと思うものです。

上の世代や下の世代を敵対視しません。
中間にいるからこそ、相手の立場も理解できるので、少しでも歩み寄りたいと思っています。
どこか冷めてはいるものの、それなりの人生経験から、「人との輪は大切」という対応は一応出来ています。

私自身に関して言えば、母が20歳頃に生まれたので、他の家に比べれば親が若い方です。
父は、私が小学校の時に他界しています(元々、仕事の関係で家にいませんでした)。
おかげで、家族・・・特に父親のポジションがどういうものかよく分かりません。
それも、結婚に関心が薄い理由の一つかもしれませんね。

新聞記事に、「40代・独身」に消費を期待するような事が書いてあるぐらいだから、ますますそういう考えは広まるでしょう。
「取れるところからお金をとろう」という考えは間違ってはいませんから。

でも、先ほど書いたとおり、世の中に対して冷めていますから、情報弱者を狙ったような商法から身を守る術も知っています。
知識が無くても、ネットで調べれば大抵は分かりますしね。
買ってから後悔しないように、事前調査は念入りです。
買わせようと思ったら、実は大変ですよ。

また、親が高齢になっていますから、「介護」という問題が出てきます。
生活が一変しますから、売る側も、そうそう期待しない方がいいですよ。

私の周りの男性は、世代に関係なく、自分の身体へ投資を始めました。
走ったり、自転車に乗ったり、ジムへ通ったりと、運動を日常生活へ積極的に取り入れています。
それに関わる費用には、納得した上で投資をしています。
自分の身体へ投資するのが、一番コストパフォーマンスが良いですから。

モノは時代の変化で、必要と思われたものが陳腐化するけれど、自分の身体はそんな事ありません。
若さを維持することは、ルックス面でも健康面でも良いですからね。

また、お金は無くても社会貢献・ボランティアは可能です。
人を思いやる心と、みんなと輪を作ってやり遂げる協調性があれば良いのですから。
「モノ」より「心」へシフトしていっているのも確かです。
不況によって、そういう姿勢が出来たのかもしれません。
けれど、そういった行動は、とても大切だと思います。

Posted by kanzaki at 2011年11月07日 22:17