2011年11月20日

神ナナは、会津若松市の「白孔雀食堂」を応援します

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(白孔雀食堂のソースカツ丼)

本日は仕事で、福島県へ行きました。
道中、雨が酷かったのですが、現地は青空が出ていました。
新潟でも久しく青空を見ていなかったので、空を見上げると笑顔になれました。

仕事が終わり、青空の下でブルーシートを敷き、20名ぐらいで弁当を食べました。
自宅から手製の豚汁を持ってきてくださった方がいました。
とても優しい家庭の味わいで、本当に美味しかったです。

みんな笑顔で明るい人達だったなあ。

帰り道、会津若松市へ寄りました。
「白孔雀食堂」の「ソースカツ丼」を食べたいと思ったからです。

●白孔雀食堂 しろくじゃくしょくどう - 会津若松/かつ丼・かつ重 [食べログ]
http://r.tabelog.com/fukushima/A0705/A070501/7001309/

店名:白孔雀食堂 (しろくじゃくしょくどう)
電話:0242-27-2754
住所:福島県会津若松市宮町10-37
営業時間:11:00〜16:00(売切れ次第閉店)
定休日:月曜・金曜(祝日の場合は営業)

6月に一度、こちらのお店をたずねた事があります。

●ソースカツ丼が評判のお店「白孔雀食堂」を訪ねて(1)〜フリーアナウンサー伊勢みずほさんと行く新潟発着震災復興ツアーin会津若松【1】
http://kanzaki.sub.jp/archives/002370.html

あの味が忘れられず、ちょうど良い機会だったので立ち寄ってみたのでした。
お店の入り口に、「本日は完売のため閉店」という紙が貼られていました。

6月に訪れた際、震災直後は風評被害により、お客様が来ない時もあったと聞いていました。
ですから、食べることは出来なかったけれど、完売するほどお客様が来てくれるようになった事を知り、とても嬉しかったです。

駐車場から出ようと思ったら、お店のご主人・内藤信昭さんの弟さんが、ちょうどお店へ戻られました。
なんと私の事を覚えていて下さり、お店の中からお兄さんを呼んでくださいました。

お忙しいところ、わざわざ内藤さんが店の前に出てきてくださいました。
今日は、300人分の依頼があったとかで、閉店を待たずに完売したんだそうです。
売り切れで申し訳ないと、オリジナルソースカツ丼ストラップをプレゼントしてくださいました。
私のような者のために、本当にありがとうございます。

お痩せになった感じだったのでたずねたところ、少し前にご病気をされたとか。
でも、笑顔の輝きは変わりません!

ご自身のお店だけではなく、地元・会津の為に奮闘されている方です。
地元を愛し、その良さを全国へアピールできるバイタリティを尊敬します。
私も見習わなければ。

また機会をみて、食べにきます。

※※※

後輩がよく、こんな事を言います。
死んだら、とある場所にて、審判の人にこう聞かれるそうです。

「あなたは生前、人の為にどんな事をしましたか?」

そこで説明をして、その上で天国へ行くか、地獄へ行くかが決まるそうです。
彼は、ちゃんと説明できるように生きたいと言っています。

私は超現実主義者なので、天国とか地獄とかは信じない方です。
けれど、なんとなく後輩の言っている事は信じられる部分があります。
人の為、どれだけの事をしたか。
それを胸をはって言える人生でありたいと思うからです。

自分の為だけに何かをしても、なんだか虚しく感じたりします。
年齢と共に、そういう思いは深まります。

昔、脳腫瘍を患い、また再発する可能性があると先生に言われました。
「どうせ、死んでしまうのだから」と、頭の傷を見ては落ち込み、人と疎遠になっていたことがあります。
家政婦の三田さんみたいに無表情でした。

いろんな経験を通して今は、この世は、人とのつながりで成り立っていると信じられます。
そういうつながりの良さ、大切さを感じれば感じるほど、笑顔を取り戻せました。

私は特段、何か才能があるわけではありません。
ただの地方に住む普通の人間です。
そんな自分が出来ることってなんなんだろう。

人の話しを真剣に聞く。
人を信じる。
人の為に動く。

まずは、自分の出来るところから始めたいと思います。

Posted by kanzaki at 2011年11月20日 22:02