●ドコモ、来年夏にiPhone参入:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111130/224702/?rt=nocnt
NTTドコモは米アップルの人気スマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」の次世代機を日本国内で販売することで、アップルと基本合意した。ドコモはこの合意に基づき、まず来年夏に高速通信規格「LTE」に対応したiPadを日本市場に投入し、秋までにLTE対応のiPhoneを発売する見通しだ。
※
これで主たる三社全てでiPhoneが使えるようになるようです。
ユーザーにとっては歓迎すべきことだと思います。
安さのソフトバンクモバイル、高速通信のNTTドコモといったところでしょうか。
auの立ち位置が微妙なところです。
まだiPhoneをお持ちでない方は、実際に購入すると、月額にして幾らかかるのか気になると思います。
下記が、実際にソフトバンクモバイルでiPhone4を使っている私の請求書です。
※
【神崎の11月分の請求内訳・ソフトバンクモバイル】
●請求合計金額 6,254円
(本体の分割代込みなので、純粋な通信・通話料だけなら約4,000円ぐらい)
お客様加入台数 1台
割引額など -717,070円
お客様電話番号:×××-××××-××××
基本料 ホワイトプラン [10月11日〜11月10日] 934円
通話料 ホワイトプラン 60円(当社携帯宛無料通話[1〜21時]126円[概算])
定額料 パケットし放題フラット専用パケット定額 4,200円
通信料 S!メール(MMS)@0.08円 224Pkt 17円
通信料 PCダイレクト@0.08円 8934458Pkt 714,756円
割 引 パケットし放題フラット専用パケット定額 対象通信分 -714,773円
月額料 S!ベーシックパック(i) 300円
月額料 ソフトバンクWi−Fiスポット 467円
無料 ソフトバンクWi−Fiスポット無料特典(467円 × 100%) -467円
割 引 月月割(内訳金額の表示は、消費税計算前の割引額となります) -1,830円
端末代 分割支払金/賦払金 2,400円
その他 ユニバーサルサービス料 7円
小計 6,071円
合計 6,071円
(内課税対象額) 3,671円
消費税等 183円
ご請求金額 6,254円
人との連絡などは、メールかSNS経由で行っているので、殆ど通話はしていません。
上記は、iPhone4(メモリ32G)本体代を2年間分割払いしている私の場合です。
端末の分割代と、従量課金である通話料・ショートメッセージ代等を引くと、大体4,000円です。
月額の維持費4,000円で、iPhoneを使ったインターネットフル活用が可能なんです。
私は元々、NTTドコモユーザーだったので、ソフトバンクへ移行した際、最初の10か月間はホワイトプラン基本料が無料でした。
NTTドコモの携帯電話を使っていた時は、同じ4,000円ですと、インターネット接続なんて出来ず、メールのみで我慢していました。
iPhoneを使うようになり、モバイルインターネットどころか、クラウドまでフル活用するようになったのが嬉しかったです。
※
【NTTドコモでiPhoneを使った場合の維持費(予想)】
さて、冒頭にて、NTTドコモでもiPhoneが使えるようになるらしいと書きました。
高速通信規格「LTE」に対応とも書かれていますね。
LTEとは、無線なのに光回線並みに高速データ通信が出来る新世代の規格と思ってください。
ドコモのLTEは通称「Xi(クロッシィ)」と呼ばれています。
この規格がいずれ、スタンダードとなるでしょう。
「Xi(クロッシィ)」の料金体系はシンプルです。
同じスマートフォン本体を2年間使い続けることにして、定額データ通信(いわゆるパケホーダイ)をするとなれば、現実的なプランは1つしかありません。
(1)通話部分の料金プラン:タイプXiにねん・・・月額使用料780円
+
(2)データ通信部分の料金プラン:Xiパケ・ホーダイフラット・・・月額使用料5,985円(期間限定で4,410円にしているが、短期間なので無視)
+
(3)spモード利用料(iモードのメールアドレスを使うのに必要)・・・315円
+
(4)その他ユニバーサルサービス料・・・7円
(1)〜(4)の合計7,087円
NTTドコモがiPhone用の特別プランを提供しなければ、最低でも合計7,087円かかることになります。
もし、ドコモユーザーとの通話を24時間無料にしたければ上記に700円プラスしてください(Xiカケ・ホーダイ)。
ソフトバンクならば4,000円程度の月額維持費なのに、ドコモだと7,000円ぐらいかかってしまいますね。
ドコモでiPhone1台分を維持する費用で、ソフトバンクならばiPhone(約4,000円)とiPad(約2,400円)の2台を維持できます(iPad2・16GBタイプを「iPad2 for everybody」で購入し、本体代は別に考えた場合)。
上記の計算を間違えていたら指摘してください>>ドコモ、SBの中の人
※
NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」は維持費が少し高いですが、今まで以上に高速データ通信が出来る他にもメリットがあります。
それは「テザリング」機能が、上記の料金から追加無しで出来る事です。
テザリングとは、スマートフォンなどのモバイル機器を外部モデムとして用いて、パソコンや携帯端末、携帯ゲーム機などを携帯電話回線を通じてインターネットに常時接続させる機能です。
携帯電話を介して、パソコンやゲーム機をどこでもインターネット接続できる魅力的な機能です。
本当は、iPhoneにもテザリング機能があるのですが、日本ではその機能が使えません。
もし、来年登場するであろうiPhone5にて、テザリングが解禁されれば、モバイルインターネットの世界をますます活用できるようになるでしょう。
ただし、「Xi(クロッシィ)はデータ通信をやりすぎると、一ヶ月の通信データ量が7GBを超えた時点で、通信速度が128kbpsに落ちてしまいます。
大昔、インターネットをISDN回線で行っていた時の速度が64kbps。
2倍にしたところで、その遅さは明白です。
今時、メールぐらいしにしか使えなくなってしまいます。
メリット、デメリットが大きすぎます。
※
NTTドコモからiPhoneが登場したら、日本で使われるスマートフォンの殆どがiPhoneになりそうな予感です。
android系のスマートフォンは売れなくなるかもしれません。
そうしたら、国内のメーカーはほぼ全滅でしょう。
一度、iPhoneを使ったら、有料アプリも購入するでしょうから、android系へ移行して、そこでまた同じような有料アプリを買うのは馬鹿らしいです。
iPhoneを使い続ける限り、通信会社を変えても、連絡先(電話帳)やブックマーク、予定表、アプリ等はそのまま使えるのも良い点です(iTunesやiCloudでデータを管理しているから、通信会社は関係ない)。
来年の今頃、日本の携帯電話事情がどうなっているのか楽しみですね。
Posted by kanzaki at 2011年12月01日 23:23日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |