【フェラーリ・エンツォのデザイナーは日本人】
この車は、「フェラーリ・エンツォ(Ferrari Enzo)」と言います。
●フェラーリ・エンツォ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%A9
●Fifth Gear - Ferrari Enzo vs McLaren F1 - YouTube
2002年、イタリアのフェラーリが、創業55周年を記念して造ったもの。
エンツォは創業者の名前です。
1台のお値段は、7,500万円します。
限定生産台数399台に対し、10倍もの注文が殺到しました。
10年後の今でも、1億円近い値段で中古車が取り引きされています。
ブランドイメージを具現化したような美しい流線型のデザイン。
このエンツォをデザインしたのは、日本人カーデザイナー奥山 清行(おくやま きよゆき)さんです。
●KEN OKUYAMA DESIGNオフィシャルサイト - 株式会社KEN OKUYAMA DESIGN -
http://www.kenokuyamadesign.com/
●工業デザイナー 奥山清行(おくやま・きよゆき)さん - フロントランナー - ひと - [どらく]
http://doraku.asahi.com/hito/runner/070516_02.html
奥山さん曰く、
「消費者の"ニーズ"以上に、熱狂的な"ウォンツ(wants)"を引き出すため、メーカーは絶えず戦略を変化・進化させている」。
この不況下でも、本物中の本物、ブランド品がよく売れるのもまた世の常。
変化の速い世の中でも、これは昔から変わりません。
(新潟経済社会リサーチセンター月報より)
※
【ムーンショットとは?】
奥山さんの好きな言葉は「ムーンショット」です。
この英語の比喩表現は、1969年を境に意味が変化しています。
1969年は、アメリカのアポロ11号が人類初の月面着陸に成功した年です。
それまでは文字通り「月に向かって鉄砲を撃つこと」であり、「出来もしない理想論」という意味でした。
しかし、アポロ11号が月に到達してからは、「遠大な計画でも、目標に向かって努力すればいつか実現する」という意味に変わりました。
奥山さんはこの言葉通り、世界のものづくりの現場において、自らの「夢」「ロマン」を実現させたのです。
●Amazon.co.jp: ムーンショット デザイン幸福論: 奥山 清行: 本
http://amazon.jp/dp/4270006218
※※※
あまりにも私の生活とは違いすぎて、完全なる理解が出来ないのが正直なところです。
ただ、間違いなく理解できたのは、「彼は実行した」という事です。
夢を見るだけでは駄目で、ひたすら鍛錬を続けなければいけない。
そして、普通だったら留まるはずであろう美味しいポジションを捨て、イバラの道を進む覚悟もいる。
奥山さんのインタビューを読むと、絶えず行動をしている印象を受けます。
今まで、自分が携わったことの無いジャンルでも、自分の持っている能力でなにか出来ないかと探求しています。
ムーンショットとは、口先だけではなく、本当に実行した人にだけ語ることの出来る比喩表現だと分かりました。
Posted by kanzaki at 2012年01月06日 21:52日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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