2012年02月11日

夢を実現したければ「早起き」を習慣化させましょう

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三春の滝桜(数年前、福島を訪れた時に撮影)

本を読んでいると、「早起き」を奨励するものが多いですよね。
ダラダラと朝寝坊を勧める本を読んだことはありません。

昔から、早寝早起きは良いこととされてきた日本。
単に早起きするだけではなく、早く起きた分だけゆとりの出来た時間を何に使うかが問題ですよね。

では、どのように朝を有効活用すれば良いのでしょうか?

●朝2時間早く起きれば人生が変わる!―不思議なほど思い通りにいく人の時間術(宮西ナオ子・著)
http://amazon.jp/dp/4837975844

「朝の2時間は人生のゴールデンタイム」と位置づけております。
どんどんアイディアもわきし、知恵や知識が自由自在にアウトプットできるのだそうです。

最近、どうもついてないなあと感じたら、早起きをしてみると良いそうですよ。
周りの状況を変えるのは難しいですが、自分の行動は、自分の決意次第で変えられます。

この本では、質の良い睡眠をとるための環境づくりも解説しています。
睡眠物質メラトニンの分泌を増やすと、体調が良くなります。
食べ物としては、トウモロコシ、トマト、バナナ、生姜などを摂取すると良いそうです。
タンパク質、カルシウム、ビタミンBも良い睡眠を促します。
そして、「眠れないならば起きている」のが、質の高い睡眠をとる秘訣です。

良い睡眠環境を作るだけではなく、早起きを習慣化させる環境も作りましょう。

●「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! (池田千恵・著)
http://amazon.jp/dp/4838719930

朝に起きるのは、早かろうが遅かろうが眠いので、少し我慢して気合いで起きろと書かれていましたorz
ただし、朝4時に起きようと思って、実際には6時に起きてしまっても、十分に早起きなのだから自分を責めたりしてはいけません。

朝にやらなければいけない事を作り、自分を追い込みます。
あえて前日のやり残しを作ったり、朝にやることリストを作って実践します。

朝、早くに起きると頭がクリアなので、急ぎではない重要な事をじっくりと考えられるし、段取りを考える時間を確保できるので、仕事が早く終わる事ができます。

朝、起きてから家を出るまでの限られた時間を有効活用しようとすると、瞬発力や仮説思考力が高まります。

早起きをする真のメリットは、仕事とプライベートをバランスよく考えられることです。
どちらも手を抜かずに行うことで自信がつき、発言力が増すのです。

朝4時でも早いというのに、今度は2時に起きるのを推奨する本です!

●朝2時起きで、なんでもできる!(2) (枝廣淳子・著)
http://amazon.co.jp/dp/4763184172

2時は普通、朝と呼ばずに夜中だと認識しているのですが・・・。

単に早起きすれば何でも願い事が叶うわけではありません。
早起きは、目的を果たすために必要な時間を作るための手段なのです。

寝る前、翌朝に何をするか計画を立てておいたり、毎朝、起きたら何をするかルールを決めて自動化しておくと、早起きを長く続けられます。

なんでも最初から計画していたことがうまくいくわけではありません。
錆びた自転車のようなもので、最初は漕ぐのに力が必要ですが、少しずつ楽になっていきます。

何かをはじめた数日は辛いもの。
けれど、3週間も続けば人生をも変えてしまう効果があるそうです。

●3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知(ロビン シャーマ・著)
http://amazon.jp/dp/4759309187

原題は「あなたが死ぬとき、だれが泣いてくれますか?」。
一日を一生と捉え、今日が人生最後の日だと思い、一瞬一瞬を精一杯生きようと考えましょうと書いています。

その為には時間管理が大切になります。
特に、一日の最初である朝。
起きてからの30分は、プラチナタイム。
やはりこの本でも、早起きを推奨しており、早起きの習慣に勝るものはあまり無いと書かれています。
睡眠時間を削った方が良いと書かれているのは、意外と珍しいですね。

睡眠時間を削ると、なにかと日常生活に支障が出るものだと思うのですが、4時間半睡眠を解説している本もあります。

●4時間半熟睡法(遠藤拓郎・著)
http://amazon.jp/dp/4894513544

短時間睡眠を推奨しているわけではなく、睡眠についての正しい知識を理解し、質の良い睡眠をとろうというのが趣旨です。

平日は4時間睡眠、土日のいずれかは6時間睡眠。
こうすることで、8時間睡眠に比べて1年間に50日間の時間を節約可能です。

睡眠は90分の倍数でとると、スッキリと効率が良いそうです。
お酒を飲むなら、寝る3時間前迄。

体温が急に低くなると眠くなるので、寝る前に体温を上げ、寝ている間に体温を下げるよう工夫しましょう。
寝る3時間前に食事をとり、2時間前にウォーキングやストレッチ等の軽い運動、1時間前に入浴(38度〜40度のお湯を10分〜20分)が良いそうです。

※※※

睡眠は日常生活のルーティンの中に、必ず取り込まれています。
毎日の事ですから、質を高めたいものです。
しかし、忙しくて時間に追われていると、時間確保の為に真っ先に削られるのも睡眠です。
もし睡眠時間を確保したければ、寝るまでの生活習慣を変えなければいけませんね。
自分の生き方そのものに変化を加えることになり、人生も良い方向へ向かうと思います。

質の高い睡眠時間確保をしつつ、早起きして目標達成の努力を続ける。
一言で表せはしますが、継続させるのは本当に難しいものです。

私の場合、通常ならば夜12時迄に就寝、6時起床です。
最近は大雪が降っているので、朝に雪かきをするために早起きをしなければなりません。
私自身は徒歩通勤ですから、通勤時間は天候にそれほど左右されません。
しかし、母はマイカー通勤ですし、近所の皆さんが歩けるように自宅周辺の雪かきは必要です。
会社へ到着したら、職場の雪かきが待っています。
自宅へ戻ったら、日中に積もった雪かきが残っています。
そんな訳で、最近は寝不足といいますか、疲れが溜まってきています。

同じように雪国に住んでいる皆さん。
毎日の大雪にお疲れかと思いますが、一日一日、確実に春へ向かって進んでいます。
共に乗り切りましょう!

Posted by kanzaki at 2012年02月11日 20:30