2012年03月01日

プラス思考で、脳の心理的限界を突破しよう!

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スポーツマンは肉体の鍛錬の他に、イメージトレーニングを行いますよね。
イメージを描くことで、本番で集中力が高まりやすくなり、雑念を払うのに役立ちます。
脳の中にある運動野(運動に特異的に関係している領域)は、実際に運動するよりもイメージのほうがよく働くというデータもあります。

運動だけではなく、仕事やプライベートでも、良いイメージを持って取り組んだ方が、何かと良い結果を生むものですよね。
プラス思考と言うのでしょうか。

そんなプラス思考の良さを書いた本を幾つかご紹介します。

●No.1理論―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」(西田文郎・著)
http://amazon.jp/dp/4876209561
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優秀な人はストレスに強いです。
だから大きな舞台に立てるのです。

ストレスに強い理由は、あらゆる物事を「プラス思考の感情」で受け止めることが出来るからです。
この本は、最初に体験した頃のウキウキワクワク感を維持し続ければ、必ず成功を収められるよという内容です。

普通の人は、成功よりも失敗した事の方が記憶に残ります。
動物が生き延びる為、危険に近づかないようにする本能が、そうさせているのだとか。

私が、つい独り言で口から漏らす言葉は、「あ〜、嫌だなあ」「面倒だなあ」「うまくいくわけ無いよ」なんてネガティブなものばかりです。
どんな言葉を漏らしているかを意識してみたら、こんなものばっかしでしたorz
それは自分で自分の可能性を狭める自虐的行為なんですよね。
口に出すと脳が、本当にそうなんだと認識してしまうから、これは一番やっちゃいけない行為です。

自分には出来ないなんて思わないこと。
未来の成功した自分が、過去の自分を振り返るような感じで現在を見つめましょう。
成功すると分かっているわけですから、楽しく前進が出来るようになるのです。

成功を続ける人というのは、過去に成功体験が多いから、いとも容易く成功するイメージを思い浮かべることができます。
自分が凄いんだと潜在意識に働きかけると、脳はそのように動きます。

プラス思考に考えを切り替えるのに、「イエスバット法」というものがあります。
これは本来、コミュニケーション術に用いられるものです。
相手の言動を一旦受け止め・承認した上で、BUT(しかし)と話しかけるのです。
今回の場合ですと、まず自分のマイナス感情を認め(YES)、しかし(BUT)と切り替えるのです。

●脳に悪い7つの習慣(林成之・著)
http://amazon.jp/dp/4344981448
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脳に悪い習慣とは下記の7つです。

・「興味がない」と物事を避けることが多い
・「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
・言われたことをコツコツやる
・常に効率を考えている
・やりたくないのに我慢して勉強する
・スポーツや絵などの趣味がない
・めったに人をほめない

これらをやめると脳の働きがUPします。

脳は五感で受け取った情報から、物事を考える前に、「感情」というフィルターを通します。
そのフィルターを通る際、「嫌だなあ、疲れたなあ」なんてネガティブな事を言っていると、思考が停止してしまいます。

「無理かもしれない」と思った時、既に能力は出しきれていません。
「大体でいいや」という考えは、自己報酬神経群の働きを阻害します。

「そろそろゴールだ」と思うと血流が落ち、成績も落ちてしまうから、「ここからが勝負だ!」と考えましょう。

かなり以前に、「かもの法則」という本を読みました。
これは、「出来ない"かも"」という否定的な「かも」を「出来る"かも"」という肯定的な「かも」に置き換えようという内容です。

●かもの法則 ―脳を変える究極の理論(西田文郎・著)
http://amazon.jp/dp/4774511986
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悪い予感を良い予感へ置き換えて行きましょう。
そうすることで「心理的限界」を突破出来ます。
この「かも」というのは、1%でも可能性があれば使える言葉ですよね?
可能性があれば脳は否定できません。
あなたを内側から応援してくれます。

これらご紹介した本達は、自分で自分の可能性を否定せず、上へ向かって突き進んでいく決意があれば、脳がその通りにしようと働く事が共通です。

良い方向へ物事を考えられると、人生は幸せに向かうでしょうね。
現実に起こったマイナスな事象をどう受け止めるかは、人それぞれです。
「もうダメだ」と思う人もいれば、「まだ何かやれることがあるはず」と思う人もいる。
考え方一つなんですよね。

プラス思考で、自分の可能性を自分が信じてあげましょう。

Posted by kanzaki at 2012年03月01日 22:55