●iPad公式サイト
http://www.apple.com/jp/ipad/
日本時間8日午前3時、アップルの新型iPad(iPad3?)の発表イベント開催です。
朝のニュースで、話題独占になるでしょうね。
ハードウェア的に一番の注目は、ディスプレイが縦と横共に2倍の細かさになった「Retina Display」でしょう。
通信面ではLTE対応の噂があります。
日本でLTEと言えば、NTTドコモのクロッシィ。
果たして、ドコモからも発売があるのかも注目です。
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ライトなビジネス書は、タイトルが長いですよね。
それも「なぜ○○は○○なのか?」という感じのものが多いです。
逆に言えば、短いタイトルに良書が多い気がします。
特に岩波新書が、短いタイトルや「○○入門」に名作が多いです。
「数学入門」「大往生」「反貧困」など。
一方、光文社新書は、ひねった感じのタイトルに良書あり。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」、「ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ」等です。
たまたま立ち寄った書店で衝動買いさせるのに、タイトルや表紙のデザインは重要ですよね。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が正にその典型。
本は売れたけれど、アニメと映画は今ひとつだったのは、本の衝動買い効果がもたらしたものだったのでしょうかね。
私も読みましたが、後半部分はちゃんと高校野球モノの王道的展開で好きでした。
こんな風に最近、タイトルに引きつけられたものを2冊ご紹介します。
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●アイドルのウエストはなぜ58センチなのか―数のサブリミナル効果(飯田朝子・著)
http://amazon.jp/dp/4093877661
この本は、各数字が持つイメージについての解説本です。
タイトルにある「58」というサイズですが、理由の一つは、数字の最後に「8」がつくものに人は魅力を感じてしまうからだそうです。
ただし、「八」じゃ駄目で、「8」でなくてはいけません。
「8」は「0」を削ったスリムなイメージもあるし、数字の形がくびれていて、素敵な身体もイメージさせます。
「8」という形には、そんな特別なイメージがあるのです。
ちなみに、女性に最も買われているスカートのサイズは64センチです。
また、商品展開が豊富なのは70センチ前後です。
どちらにしても、58センチは細すぎです。
あくまでも、イメージなのです。
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●なぜ取り調べにはカツ丼が出るのか?(中町綾子・著)
http://amazon.jp/dp/4840136629
この本は、ドラマの定番シーンのルーツについての解説本です。
タイトルにある、取調室でのカツ丼。
実際の取調室では、食事をさせてはいけない規定があるそうです。
2006年、埼玉県警の警部が、被疑者にカツ丼を食べさせ、減給100分の10(3か月)の懲戒処分を受けました(この警部は同日、依願退職)。
これは単に、取調室でカツ丼を食べさせたからだけではなく、この被疑者が暴力団関係者だった為、取調室で家族と接見させるなど、今後の捜査で利用できないかと思い便宜を図ったことが、重い懲戒処分に至った経緯です。
一番最初に、取調室でカツ丼のシーンを用いたのは、映画「警察日記」です。
●参考サイト:昭和史に残る不滅の日本映画作品-「警察日記」(昭和30年・1955年・日活)
http://nihon.eigajiten.com/keisatuniki.htm
森繁久弥さんが主人公で、小さな町の警察署を舞台にした作品。
宍戸錠さんが、若い巡査役として銀幕デビューを果たした作品としても知られています。
ちなみに翌年、トレードマークだった豊頬手術を受けています。
この作品内で、ある父親が突然消えてしまい、無銭飲食をした母子が警察署へ連行されます。
実はその父親は、留置場に捕まっていたのです。
寄り添う家族を見かねてカツ丼をご馳走したのです。
その後、人情派の警察ドラマが増え、それに伴って取調室のシーンも急増。
取調室での食事が定番になったんだそうです。
実際にはあり得ないのに、ドラマでは演出として使われていました。
これも、イメージなんでしょうね。
※
実際とは違っても、イメージ的には否定されないもの。
今回取り上げたものは、正にそういう代表的な例です。
定番シーンと言えば、「女の子が学校に遅刻しそうになり、パンをくわえて走るシーン」です。
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曲がり角で男の子と衝突
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パンツ丸見え
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パンツの柄で、男の子にからかわれる
↓
学校へ行ったら、その男の子は、同じクラスの転校生
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最初は喧嘩ばっかりだったけれど、ある日、雨の日に捨てられた子犬を拾ってあげる男の子と遭遇
↓
恋愛モード発動!
これって、最初にやった作品は、何なのでしょうかね。
パロディとしてやる事はあっても、本気で採用している漫画やアニメ、ドラマを知りません。
実際には少ないのに、定番シーンの代表という不思議な例です。
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