●鉄拳「振り子」
振り子の中で場面が展開される構成が秀逸な動画です。
有名人や成功者の人生は、見ていて感心するけれど、共感はありません。
身近なエピソードには、自然と涙が溢れてきます。
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【中高年フリーターが50万人いる】
35歳〜44歳のフリーターが、約50万人となりました(2011年調べ)。
俗に「中高年フリーター」と呼ばれています。
1年前に比べて8万人、19%も増えているそうです。
就職氷河期に高校・大学を卒業した後、フリーター生活をはじめた人達が40歳前後になったからです。
企業側も年齢に応じた給与を配慮したり、若手が上司になるなどの人間関係を考えると、なかなか正社員として迎え入れにくい状態です。
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【長時間労働が当たり前にされている】
正社員の方が、何かと良いと思いたいところですが、実はそうでもないです。
●就職人気企業の6割が過労死基準超え 225社の36協定で判明 トップは大日本印刷の時間外1920時間:MyNewsJapan
http://www.mynewsjapan.com/reports/1385
人気のある企業の約6割が、国が定めた過労死基準を超える時間外労働ができる仕組みとなっています。
過労死の認定基準として、時間外労働(残業とか休日出勤)がどれぐらいだったかが問われます。
「発症前1か月間におおむね100時間」
「発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間」
就職で人気の企業225社のうち約6割にあたる137社が、上記を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結しているのです。
●1年間の時間外労働時間ワーストランキング
1位 大日本印刷(1920時間)
2位 任天堂(1600時間)
3位 ソニー、ニコン(1500時間)
リンク先の記事をご覧いただきますと、誰でも名前を知っている有名企業ばかりでした。
有名企業ならば、給料も多くて働きやすいとは必ずしも言えません。
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【働きづくめの日々】
●不安家族―働けない転落社会を克服せよ(大嶋 寧子・著)
http://amazon.jp/dp/4532354927
週に60時間以上働く正社員のうち、年収が300万円未満の人が116万人います(1997年は65万人)。
時給換算すると、1000円を切ります。
週60時間以上働く正社員は、20代後半から40代前半男性の2割を超えています。
朝9時から仕事が始まるとして、帰宅時間は夜11時頃になります(通勤時間は全国平均36分で計算)。
これほど長時間労働が当たり前の日本。
子育てをしながら女性が働くのは難しいですし、少子化に歯止めが効きません。
世界的に見て日本の社会政策は、高齢者へは手厚い保護がされているのに、現役世代への保護は、OECD平均の半分以下です。
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日本がどんどん、「詰んでいる状態」に近づいています。
いや、もうなっているのかも。
国の政策とかを待っている間も、日々生活をしていかないといけません。
ご飯を食べる為には働かなければいけません。
しかし、いつのまにやら、「働くために食べている日々」となっています。
日本は全てにおいてクオリティが高いですよね。
時間は守るし、品質も良い。
けれど、それを維持する為、働く側は相当のピリピリ状態です。
人間ですから感情に起伏はあるのですが、それは無視されます。
日々、クオリティの向上を要求され続け、人間が機械と同等扱いされています。
なんだか疲れますよね。
不便な部分があっても許せるような気風にならないと、いつまでも過剰サービスが続き、心と体がすり減ってしまいます。
どうするのが良いのでしょうかね。
恥ずかしながら、一平民の頭では思いつきません。
せいぜい、「まず、正月三が日は、全てのお店を休業しよう」ぐらいです。
不便な部分を許せる気持ちを育てないといけないのでは。
自分自身、将来は不安です。
その為、身軽な生活を心がけているつもりです。
所有するモノを少なくしたり、マイカーを手放したり。
体力向上もフットワークの軽い生活には大切。
でも、まだ何かが足りません。
多分、人・社会との繋がりなのかなあ・・・。
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