2012年04月01日

「シグナル〜月曜日のルカ〜(三根梓(みねあずさ)さん主演)」 ・「この空の花」〜2012年・新潟を舞台にした映画2本

【シグナル〜月曜日のルカ〜】

●「シグナル〜月曜日のルカ〜」 (6/9よりワーナー・マイカル・シネマズ新潟他、全国で公開)

●「シグナル〜月曜日のルカ〜」公式サイト
http://signal-movie.com/top.html
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この映画作品は、新潟県上越市にある「映画館 世界館」で撮影されました。
明治四十四年(1911年)に出来た映画館です。
「高田劇場」という名前の時代、よくテレビで、公開されている作品の宣伝をやっていたのを記憶しています。

●映画館 世界館
http://www.baba-law.jp/sekaikan/index.html
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主演は、三根梓(みねあずさ)さん。
ある事件をきっかけに3年間、映画館から一歩も出られなくなったヒロイン・杉本ルカを演じます。
私のドストライクであるショートカットの子です。
今年、ブレイク確実な存在感があります。
(最近、剛力 彩芽さんなど、ショートカットの子達が増え、非常に俺得です)

彼女は幻冬舎文庫のイメージキャラクター(通年)に選ばれました。
4月12日から「幻冬舎文庫の春まつり」フェアがはじまりますので、各書店に貼られたポスターなどで見る機会も多くなると思いますよ。
佐賀県嬉野市出身の20歳。
上記の動画を見ますと、非常に初々しいですねえ。
同じ事務所(テンカラット)の先輩・田中麗奈さんの若い時を彷彿させます。

この感覚久しぶりだなあ。
どの分野でもそうなのですが、長く続けていくと、どんどん過剰になっていき、パワーのインフレ化が起きます。
そうすると一旦、仕切り直しをしたくなるものです。
シンプルに簡素化された中での再スタート。
過剰なものに慣れた目には、かえって新鮮に映ります。
三根さんには、そういう「物語の再スタート」を行うのに相応しい人物だと思いました。
ちょうど私自身が、生き方について「物語の再スタート」を考えていたところだったので、余計に目に飛び込んできました。

この作品を手がけたのは、谷口正晃監督。
「時をかける少女(2010)」で仲里依紗さん、「スノーフレーク」「乱反射」で桐谷美玲さんと、若手女優を扱った作品作りに定評があります。

時をかける少女(2010)では、昭和時代の雰囲気を画面上にうまく表現していました。
単なるレトロな画象というのではなく、私自身もリアルに体験していた「生活の匂い」が感じられました。
時代は現代ですが、昔ながらの映画館を舞台にしているので、そういった雰囲気が醸しだされているのではないでしょうか。

6月の公開が楽しみです。

【この空の花】

新潟を舞台にした映画と言いますと、大林宣彦監督「この空の花」も公開されます。
新潟では4月7日に先行上映されるので、最近、テレビでCMをたくさん見かけます。

●この空の花

・「この空の花」公式サイト
http://www.konosoranohana.jp/

・この空の花 - 「長岡映画」製作委員会
http://www.locanavi.jp/konosora/

Posted by kanzaki at 2012年04月01日 12:54