2012年05月22日

「2012佐渡ロングライド210」に参加しました【2】〜Z坂(跳ね坂)、大野亀坂を乗り越えろ!

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(大野亀坂の上より・iPhone4で撮影)

前回の続きです。

●前回の記事:「2012佐渡ロングライド210」に参加しました【1】〜自転車で佐渡島を100km疾走
http://kanzaki.sub.jp/archives/002649.html

●記録
バイクタイム: 5:03:26
距離: 102.95 km
平均: 時速 20.36 km
最高スピード: 時速 76.64 km
登り: 644 メートル
降り: 645 メートル
カロリー: 2887

(この大会に順位や公式タイムはありません。
マラソン同様、自分でiPhoneアプリ・cyclemeterで計測しました)

●走行した際のログ

・上記iPhoneアプリを使い、GPSで測定したマップ

大きな地図で見る

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【あまり休まず進みました】

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最初のエイドステーション(給水・給食所)は、スタートから20kmの場所にある「相川AS」です。

無視して通り過ぎました(お

Aコース、Bコースの人達は、長丁場ですから意味があると思います。
確か、蕎麦か何かが置いてあるらしい。
けれど100km走行の私には意味がありません。

一つの場所にあまり長居をするより、ちょこっとずつ立ち止まりながら、スポーツドリンクを飲んだり、写真を撮影する感じで進みました。

立ち止まった際は、まめにエアーサロンパスを足へ吹きつけました。
前回書いた通り、変速が出来なくなったので、足にかかる負担が大きかったからです。
強制冷却しまくりました。
80mlの小さな容器なので、今回の走行中に使いきりました。

●エアーサロンパス アイシングスプレー
http://www.hisamitsu.co.jp/healthcare/products/045.html

スポーツドリンク等はエイドステーションだけじゃなく、道の脇に点在する自動販売機等でも余裕で補えます。
それよか私の場合、エアーサロンパスの大瓶を準備した方が良かったかもしれません。

「相川AS」以外のエイドステーション(「入崎AS(40km)」・「はじき野AS(72km)」)は停まりました。
スポーツドリンク以外にも、おにぎり、バナナ、コッペパンなどがありました。
私は、スポーツドリンクとパンを少しいただき、その先のコースを確認したら、さっさと出発しました。

ちなみに、先月の佐渡で行われたマラソン大会にて、給水所で出されていた「おやき」はありませんでした。
人気があるから、既に食べきられてしまったのか?
この「おやき」は、表面が白くてモチモチしており、中にクリーム(クリームパンやシュークリームのクリームみたいなもの)が入ってます。
これは本当に美味しかったので、また食べたかったなあ。

【坂はきつかったですorz】

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(「Z坂(跳ね坂)」を上って見える景色・iPhone4で撮影)

走った印象としましては、「はじき野AS(72km)」からゴール迄の道路以外は、なんだかんだで坂を上ったり下ったりしていたような気がします。

上りで落ちたスピードを下り坂をノーブレーキで補う感じです。
この大会は、雨の日が多いそうなのですが、雨天時の下りは怖いだろうなあ・・・。

特に佐渡ヶ島の右上にある「入崎AS(40km)」〜「はじき野AS(72km)」の間は、物凄い坂でした。
「Z坂」と呼ばれる高低差130mの上り(MAX11%)、「大野亀坂」は高低差100mの上り(MAX10%)が連続して現れます。

弥彦山を頂上まで50分近くかけて自転車で上った時に比べれば、まだマシです。
距離はそんなにないからです。
ただし、ギアチェンジがまともに出来ないので、その分、確かに辛かったです。

「Z坂」はまだ力が残っていたから良いのですが、それにすぐ続く「大野亀坂」は、さすがに一気に上れませんでした。

まだ私は100kmのコースなので、これらの坂を乗り越えれば終わりですが、130km、210kmのコースの人達は、まだこの先に難所の坂があるのですから大変ですよね。

しかし、坂を上れば景色は良いものです。
辛さより、この景色に出会えた事に感謝していました。

【ゴールはまだか?】

坂を超え、「はじき野AS(72km)」でトイレ休憩。
その後は、あまり坂も無くなり、ひたすら平坦な海岸沿いを走るのみ。
フェリーの時間も迫ってきているので、力の限りペダルを漕ぎました。

iPhoneのGPSでは100kmを過ぎたのに、一向にゴールを知らせる標識が見えません。
他のコースの方々が、「両津BS(弁当ステーション)」へ向かっています。
弁当ステーションでは、おにぎり2個と漬物等が入ったモノを渡され、それを食べて後半戦へ挑む休憩地点です。

私もその後をついていったのですが、「ひょっとして実は、Cコースのゴールを誤って通り過ぎたのでは?」と焦りました。

両津港のフェリー乗り場近くの「おんでこドーム」が、両津BSとなっています。
先月の佐渡トキマラソンの会場だったので馴染みの場所です。

内心焦りながらも、どうしようもないので、そのまま進みます。
「おんでこドーム」の前まで来ると、ようやくCコース用の道へ誘導がありました。
本当にホッとしましたよ。

「おんでこドーム」の敷地内を走ると、アナウンスが聞こえてきます。
「ゼッケン○○番、新潟市の○○○○さん(私の本名)、今ゴールです!」みたいな内容を女性の声で言っていました。

なんという素敵な演出!
自分の名前が大きくアナウンスされると、まるでプロのレーサーかなにかと勘違いしちゃうぐらい嬉しいですよ。
その後、完走をした証明書とお弁当、そして預けていた荷物をもらいました。

しかし、感動に浸っている場合ではありません。
時計をみると、ほぼ正午。
フェリーは12時40分なので、急いで隣のフェリー乗り場へ!

なんとか乗船に間に合い、船内で爆睡をしていました。
寝る際にメガネを外したら、メガネが鼻に当たる部分の部品が壊れて取れていました。
いつ、そんな壊れるような衝撃を与えたのか記憶にありません。
自宅に着いてからメガネ屋へ行ったら、315円で簡単に修理できたので助かりました。

助かったといえばもう一つ。
同じコースを完走し、私と同じ時刻のフェリーに乗船された方がいました。
その方と、乗船する際と、降りる際にお話しをしました。
私の自転車の変速機が壊れた事を伝えると、自転車を見てくださり、なんと直ってしまいました!
見ず知らずの私の為に助けて下さり、本当にありがとうございました。
名刺を渡したので、この神ナナの記事をご覧になっているかもしれません。
いつかまた再会したいものです。

●関連記事: 佐渡島には1皿600円(かまとろ)の回転寿司があります〜「弁慶」もいいけど「すしやまるいし」もいいよ
http://kanzaki.sub.jp/archives/002651.html

Posted by kanzaki at 2012年05月22日 22:31