今回は、実業家・邱 永漢さん(Qさん)と将棋棋士・米長邦雄さんのお二人をご紹介します。
Qさんからはお金の使い方、米長さんからは変わり続ける事の大切さを学びましょう。
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【実業家・邱 永漢】
今月5月16日、"Qさん"こと邱 永漢(きゅう えいかん)さんが、心不全で亡くなりました。
外国人初の直木賞受賞者であり、「金儲けの神様」と呼ばれた実業家でもあります。
●外国株・中国株・投資・グルメ・健康等がテーマの情報コラム-ハイハイQさんQさんデス
http://www.9393.co.jp/
・邱永漢 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%B1%E6%B0%B8%E6%BC%A2
亡くなった際、あまり国内では大きく報道される事もなかったのが意外でした。
多くの人は、その名前を「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載で知ったかもしれませんね(私もそんな一人です)。
●ほぼ日刊イトイ新聞 -もしもしQさんQさんよ
http://www.1101.com/Q/
そんなQさんは生前、お金持ちでした。
お金持ちだからこそ、お金との上手な付き合い方を知っていました。
お金は人生に奉仕するためにあるのです。
だから、生きている間に上手にお金を使おうと言っていました。
豊かなお金の使い方には6つあるそうです。
1・エンターテインメント(演劇・映画・スポーツ等)
2・飲食
3・旅行
4・趣味・道楽
5・健康・美容
6・教養や文化等の成人教育
人は豊かになるにつれ、自分の知識や技能を磨くためにお金を使います。
そして、お金持ちというのは、いくら貯めたかではなく、一生の間にいくら使ったかで決まるのだそうです。
お金は使い終わってはじめて完成品になるのです。
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【将棋棋士・米長邦雄】
将棋棋士・米長 邦雄(よねなが くにお)さん。
現在は引退し、日本将棋連盟会長です。
●公式サイト・米長邦雄の家
http://www.yonenaga.net/
・米長邦雄 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E9%95%B7%E9%82%A6%E9%9B%84
今年1月14日、コンピュータ将棋ソフト・ボンクラーズと戦い、米長さんは113手で破れたことが話題になりました。
米長さんは、年老いても尚、前進し続けることを勧めています。
宮本武蔵の「五輪書」に、「いつくは死ぬる手なり」と書かれています。
これは、「変わらないということは、死んでいるのと同じ」という意味。
死にたくなければ、どんどん変わって行こうと言っているのです。
米長さん曰く「過去と戦う者は全敗する」。
あの頃は良かったとか、過去の栄光を懐かしんでいるようではダメなんです。
常に前へ。
60歳を過ぎようが、心を若くしたいならば、肉体の衰えなんてのに惑わされている場合ではありません。
年老いても、変わることを恐れないようにしよう。
wikiを読むと、生き方がそんじゃそこらの若者より、今も昔もアクティブだなあと思わせます。
そういう生き方だからこそ、上記のような意見が出るのでしょうね。
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【自分の居場所を見つける】
両者共に、物凄く高い位置にいる人で、私なんて手が届きません。
高い地位よりまずは、「自分の居場所」を見つけることが第一歩だと思います。
職場でも、別の場所でもいい。
それには、仕事でも趣味でも何でもよいから、誰にも負けない専門分野の知識・技能を持つことだと思います。
それが人脈の中で認められる第一歩になるのではないでしょうか。
重宝され、一目置かれるようになった時、精神的にも満たされていると思います。
私は多くの場面で、本業や役職を言いません。
勿論、相手に渡す名刺は、本業が書かれていない「第2の名刺」です。
本業の肩書きが無くても、自分がこの社会でやっていけるかを知りたかったからです。
実際、そんなものがなくても認めてくださる方々がたくさんいました。
本当に嬉しかったなあ。
認めてくださる方々に共通するのは、とても温厚であること。
常に何かにチャレンジしていること。
けっして横柄ではなく、相手の話しをちゃんと聞いてくれること。
若い人達に、成長のチャンスを与えてくれること。
そういう方々は大抵、社会的にも成功している人達なんですよね。
私もそういった方々を見習い、前へ進んで行こうと思います。
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