何故か、「マツコ&有吉の怒り新党」を毎週観てしまいます。
●テレビ朝日 | マツコ&有吉の怒り新党
http://www.tv-asahi.co.jp/ikari/
「ちょっと腹立つけど、これ怒っていいですか?」という視聴者から募集したメールに対し、
マツコ・デラックスさんと、有吉弘行さんが怒っていいかどうかを判定する番組です。
マツコさん、有吉さん、夏目三久さんの三人が話す雰囲気が好きで、不思議と落ち着きます。
また、「新・3大○○調査会」の内容も非常にマニアックでして、昔のアニメ、特撮、プロスポーツを懐かしむ私の世代にどんぴしゃりです。
※
今週のトークの中で、非常に共感できるところがありましたので書いてみたいと思います。
視聴者からのお便りは、「俺はビッグになってやる」と息巻いている人が嫌いというものでした。
それに対して、マツコさん、有吉さん、夏目さんがトークします。
夏目
「ビッグである事っていうのは、でも一方でマツコさん、ほら叶えてらっしゃるじゃないですか」
マツコ
「ああ、私がって事?」
夏目
「自分が思ってたイメージに近づいていって・・・」
マツコ
「いや、でもね。私、何かをイメージしてたわけでもないのよ」
有吉
「確かにイメージして、ここにいられない」
マツコ
「(有吉さんは)芸人をずっと貫いてはいるけど、やっぱりいっぺん、ほら、落ちちゃって。
そこから上がってくる時って、イメージなんか出来ないでしょ?」
有吉
「全く出来ないです、それは」
マツコ
「世の中で事業を興したりとか、いろんな成功の仕方があるけど、みんなそうだと思うの。
明確にこうなりたいっていうのがハッキリあって、それに向かって積み上げていける人って、本当にひと握りだよね、きっと」
有吉
「本当、そう思います」
マツコ
「(今の自分の地位は)こんなん流れついた先よ、本当に」
夏目
「いやいやそんな・・・」
マツコ
「いやいや・・・。
流された先で、めちゃくちゃ頑張ればいいのよ。
そこがなんか、ちょっと私の居場所じゃないかもしれないなって思ったとしても、与えられた事を必死にやるのよ。
そうするとね、また次・・・また知らない扉が開くのよね。
その繰り返しよ」
※
確かにマツコさんの言うとおりだと思います。
自分がやりたいことを一生懸命やり続けるというのは、趣味ならば可能ですが、お金を稼ぐ仕事としては、なかなか出来ないものです。
反対に、与えられた事を一生懸命やっていると、人から信用されて、自分の居場所ができるものですよね。
いろんな本を読んでいると、人の幸せというのは、他の人になにかをしてあげて喜ばれる事なんじゃないかと思います。
そこから何か、新しい展開が待っている。
4月、入社したばかりの新入社員のみなさんは今の時期、
「俺が思っていたのと、なんか違うなあ。こんなことをやる為に入ったんじゃない」
と感じているかもしれません。
でもね、やり続けてみましょうよ。
今は、信頼される人間になる修行の時期です。
その先には、自分が描いていたものより、もっと素敵な事が待ち受けているはずです。
人の空想より、当たり前に思っていた現実の方が、もっと面白い事に気づくはずですよ。
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