2012年12月12日

変化に対応できなくなる「仕事習慣病」とは?〜過労死、パワハラ、職場でのいじめの根治が先だと思いますが・・・

arukerunebukuro01.JPG

「歩ける寝袋」
・システムデザイン製
・適応身長:M〜170cm、L〜180cm
・収納時:直径約22×長さ約43cm
・重さ約1.6kg
・使用温度目安:3度〜-7度
・素材:表/ポリエステル、中/グースダウン90%・フェザー10%
・羽毛量:サイズMで350g
・価格:41000円(税込43050円)
・当時、通販生活で販売
・特徴:熊に襲われた時、とっさに立ち上がって逃げられる。


今、欲しいのは上記の「歩ける寝袋」です。
けれど、税抜41000円は、高いなあ。
しかも残念な事に、既に売っていません。
ならば、下記の「ダメ人間製造機」を買いますかね。

●着る毛布、別名「ダメ人間製造機」が人気 Amazonでもベストセラーに - ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1212/10/news100.html


※※※


変化に対応できなくなる「仕事習慣病」とは?


●タコツボ病
・症状:
自分の専門領域に閉じこもる。
周りの変化に関心をもたない。

・予防策:
複数の専門を経験する。
部署を超えた交流の機会を持つ。


●のっぺらぼう病
・症状:
誇れる専門分野がない(現場を離れた中間管理職が陥りやすい)。

・予防策:
現場を離れても先端の動向に関心を持つ。
管理職の仕事でキャリアを積んでいく。
複数の専門があれば、組み合わせで独自性をアピール。


では、仕事習慣病に陥ることなく、キャリアの寿命を延ばすには、どうしたらよいか?


●挑む:
どんなことにも前向きな人は周りから評価され、それによって、さらに前向きに挑もうとする好循環を生み出す。
その好循環の流れを呼び込むように心がけたい。


●広げる:
変化の時代には専門を絞りこまず、広げるようにしたい。
違う分野への異動も、広げる好機ととらえる。
仕事をマニュアルに沿ってこなすのではなく、基礎から理解して身につけるようにしていれば、別の分野でも応用できることは多く、比較的早く飲み込める。
専門が広がれば、変化への適応力も高まる。


●巻き込む:
日頃、仕事で接する人が同じで動脈硬化ならぬ「人脈硬化」に陥ると、新しい情報や発想を得にくくなる。
横の繋がりを広げるため、社内外ネットワークを広げ、自分の部署以外の人も巻き込んで仕事をするリーダーシップがとれるようになれば、新しい仕事が回ってくる好循環の可能性が広がる。
社外の人達と勉強会や食事会などを通し、視野を広げ、学び続ける姿勢も大切。


以上、本日の日経からです。


※※※


書いてある事は、確かに素晴らしい理想論です。
なかなか理想通りにいかないのが現実です。
そういった志が折れてしまうきっかけが、人間関係に由来するものだと思います。


相次ぐ悲しい過労死(過労自殺)。
激昂するパワハラ上司や凶悪クレーマー。
これらは、本人だけでは解決できない「人災」です。


仕事は、仕事の出来る人のところへ集まります。
幾つも抱えているような人は、非常に優れた人です。
いくつかの部署が連携して行うようなプロジェクトがあった際、人選されるのは、高確率でその人です。
複数をこなしていれば、当然ミスも頻発。
作業効率だって悪くなる。
最初は「挑む」姿勢があっても、そのうち燃え尽きてしまいます。
体が壊れるのが先か、心が壊れるのが先か。


景気が悪化してから、特にパワハラが深刻化しています。
厚生労働省の調査によると、従業員の4人に1人(25.3%)が、職場でパワーハラスメントを受けた経験があるそうです。
職種別で最も多かったのが管理職(男女合計)で31.1%。
厚労省の担当者は、「管理職は上からも下からも批判や厳しい注文を受けることが多い立場だからではないか」と分析しています。


パワハラ実態調査を実施した背景には、職場でのいじめに関する相談の急増です。
職場の「いじめ・嫌がらせ」相談は、この9年で7倍の約4万6千件です。


私自身が受けるのは、シカトされる事です。
相手の視線に入っているのに、全く存在を消されている。


そうされるのには何かキッカケがあり、私自身にも原因があるのかもしれませんが、歩み寄る機会がないのですから平行線。


こちらは挨拶はちゃんとして、仕事でのやりとりは淡々と行います。
反抗する必要はないからです。


元来、イジメに対する反応が薄い(冷めている)ほうなので、死ぬほどは辛くありません。
(精神的にまいっているときは、さすがに心が折れてしまいますが・・・)
精神的に大人で素敵な人達が社内外に多く、そういう人達の笑顔を見ると心が満たされるので、なんとかやっています。


学生時代のイジメの辛いところは、自分の世界が「家」と「学校」程度しかないので、行き場を失ってしまうところ。
大人の場合、本人のヤル気次第で、社会との接点を幾通りにも広げられます。
そうすれば、行き場を失ったり、追い詰められなくて済みます。


この師走は、特にピリピリした空気が漂うもの。
自分までそうならず、胸をはって生きていきたいです。

Posted by kanzaki at 2012年12月12日 23:28