2012年12月28日

味噌汁はアミノ酸スープ〜グルタミン酸とトリプトファンが豊富

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(コレステロールを気にするようになったので、もう玉子主体の料理を食べることは無いんだろうなあ・・・)

食文化史研究家・永山久夫さんは、「味噌汁はアミノ酸スープ」と語っています。


味噌汁は、大豆をこうじ菌で発酵させた調味料の「味噌」で作られたスープです。
大豆は発酵することで、中に含まれる35%のタンパク質が、アミノ酸へ分解されます。
味噌のアミノ酸で注目されるのは、グルタミン酸とトリプトファンです。


グルタミン酸は、化学調味料の原料にもなる「うま味成分」です。
美味しさの元になるだけではなく、脳の記憶向上・老化防止に役立ちます。


トリプトファンは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの原料になります。
また、出汁の鰹節にも、トリプトファンが多く含まれています。
美味しい味噌汁をいただくと幸せな気分になれるのは、トリプトファンが多いからかも。


味噌汁作りの上手なお年寄りは、「具を三種類以上使うと、味噌汁が美味くなる」と言います。
材料によってアミノ酸が増えるので、味噌汁のコツを「実の三種は身の薬」とも言います。


具だくさんの味噌汁は、ビタミンやアミノ酸がたくさん摂れ、健康効果が高いですよ。


※※※


ここ最近、私の食事で、最も変化したのは「朝食」です。
以前はチーズをのせたトースト1枚だけでした。
それが今では、ご飯と味噌汁、複数のおかずです。
純和風そのものになりました。


母がベジタリアンなので、肉はありません。
また、コレステロールの値が少し気になるので、玉子は一切使わなくなりました。
その他、体調に悪影響がありそうなものは、極力摂取しないように心がけはじめました。


夕食は付き合いもあるし、自分の思った通りのものだけを食べるわけにもいきません。
食事の時間もまちまちだし。
その点、朝は他人と接点がない時間なので、食事などの体調コントロールがしやすいですよね。


そういや、コンビニ・ファストフードも、あまり利用しなくなりました。
これからも食生活に気をつけ、加齢とは無縁な体にしていきたいと思っています。


慌ただしい朝が、少し落ち着いた感じになったのは、朝食時の味噌汁に入っているトリプトファンのおかげかもしれませんね。
徒歩通勤も継続していますから、朝だけ見れば、随分とまっとうな生活になった気がします。



今年は駆け足で過ぎていった感があります。
それはそれで充実していたのですが、それで何かモノになったかといえば今ひとつ・・・。


来年は、やることの数を絞り、一つ一つの質を高めたいと思っています。
その為にも、まずはエネルギーの源である食事に気をつけたいですね。

Posted by kanzaki at 2012年12月28日 22:46