この前の日曜日は、ジョギングの後、日本画教室へ行きました。
他の皆さんが、新しい技法を習っている最中、私は自分の作品を彩色していました。
今回も引き続き、ヒマワリの花びらを彩色。
前回は、下記の4色を使用しました。
・淡口岩黄(薄い黄色)
・紅華(夕張メロンみたいな色)
・山吹色(茶色に近い)
・黄土(山吹色よりもっと茶色)
今回、更に一段暗い色として「木枯茶」を使用しました。
花びらが重なる部分を明確にするためです。
実際の花びらは、重なる部分に、そこまで明確な色の違いはありません。
これは絵なので、強調した感じに彩色しています。
(花びらを彩色するのに使用した岩絵の具5種類)
前回に彩色した花びらも、更に重ね塗りを行い、色のグラデーションが自然になるように行なっている最中です。
仮に彩色に失敗しても、その上から塗り重ねることで、リカバリーが可能。
ですので、色んな塗り方を試し、感覚を覚えている最中です。
なんだか黄色より、茶色が主体になってきましたね。
せっかく夏をイメージする明るい花なので、明るめの色も追加していこうと思います。
(光のあたり具合や方向によって、絵の具の盛り上がり具合が分かります)
岩絵の具は、盛り上げて塗る事が可能です。
その盛り上がり方が、まるで植物の葉脈みたいな雰囲気を表現してくれます(写真だとわかりづらいですが)。
その為、絵を照らす照明の向きで、立体感が出たり、違う印象に変化できます。
それを実現するには、きめ細かい粒子ならば、重ね塗りをしなければいけません。
時間はかかりますが、やった分だけ成果は出るような気がします。
そうやって重ね塗りをした部分は、面相筆を用いて、とても細い線を引きやすい事が分かりました。
岩絵の具は塗る際、水っぽいので、なかなか細い線で塗るのが難しいのです。
しかし、重ね塗りを繰り返した部分ですと、表面がザラザラするので、線がにじみにくくなるみたいです。
また、線を引くのに使う岩絵の具は、膠(ニカワ)水を少なめにしてあげると、線を引きやすいです。
※
上記は、みんなでシェアしている岩絵の具などの道具です。
白いボウルの中に透明な容器がありますよね。
これが、膠(にかわ)を溶かした膠水です。
湯煎してあります。
岩絵の具を入れた小皿に、この膠水と、湯煎しているお湯を入れて、指で丁寧に混ぜます。
※
●蔵織
http://www.craole.jp/
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上記で習っています。
参加されたい方は、蔵織へ連絡してくださいね。
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