職場には大抵、「何でも屋さん」がいます。
いくら忙しくても、何かを頼まれたら「NO」と言いません(言えません)。
気配りも忘れず、相手の挨拶に綺麗な笑顔で応えてくれます。
けれど、知らぬ間にストレスが、本人に重くのしかかっていきます。
ストレスが原因の病気になりやすいです。
この場合、周囲への気配りを振り返ってみましょう。
方法は間違っていなかったのか、何かプラスになったのかなど、しっかりと見据え、軌道修正するのです(地元新聞より)。
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「何でも屋さん」に対して感謝している人は勿論、たくさんいます。
けれど中には、「当たり前のこと」「何とも思わない」と捉え、評価してくれない人もいます。
それどころか、誰もやりたくない雑務を下層部の人間に押し付けるといったパワハラまであります。
「何でも屋さん」はつい、「YES」といってしまいがち。
けれど「NO」も手持ちカードにしないと、心が折れてしまいます。
もし忙しい時に用事を頼まれたら、すぐに引き受けず、こう切り返してはどうでしょう。
「○○の途中なので、明日でも構いませんか?」と優先順位を伝えるのです。
また、素直に「お手伝いしたいけれど、△△のために仕上げたいことが・・・」と断ったりするのです。
つまり、「自分の役割」を相手に見せるようにするのです。
「若いうちは、我慢が当然」と諦めなくても良いのです。
誰のプラスにもならない我慢など、意味がありません。
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「断る・NO」と言うのは、本当に難しいですよね。
「YES」と言ったほうが人間関係を崩さなくてすむので、つい言いがちです。
しかし、誰にも評価されない雑用が山積みになり、本来の仕事に支障・失敗が出てしまったら本末転倒です。
結果を出している人は身の回りをシンプルにして、やることを少なくした上で、能力を一点集中させています。
断ることは、逃げることではありません。
より大切なものを手に入れるため、積極的に優先順位の低いものを割愛していくのが「断る」なのです。
断る簡単な方法は「目を合わさない」です。
目をそらし続け、態度で無関心を示すと、相手があきらめてくれます。
しかし、こんなやり方をしていると、公私共に、あなたから人がどんどん離れていくでしょう。
たとえ、どんなに才能があろうとです。
断るにしても、相手との人間関係まで壊す必要はありません。
いくつかの書籍を読んでみると、「断るテクニック」というものがあるようです。
・やんわり口調
・ポジティブな言葉を使うようにする
・感謝の言葉とセットなら相手を傷つけない
同じ事でも言い方ひとつで、大分印象が違いますよね。
断るときこそ、言葉に蜜を足しましょう。
けれど最初から上手く言うのは難しいです。
まずは、「極端語」を抜いてみると良いそうですよ。
言い方を意識した上で、相手に自分の気持ちを伝えます。
考慮すると良いのが、以下の点です。
・まずは一旦、相手の気持ちを受け入れる
・代わりの案を出す
・きちんと理由を告げる
・相手の価値観を否定しない
何が起こっても独りで黙って耐え、自分の力だけでそれを乗り越えようとするのは自立ではありません。
我々はスーパーマンではないのですから、断る方法を身につけましょう。
その方が結果として、良い仕事が出来ます。
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