(本文に全く関係無いけれど、アップルへ修理依頼をしたら、送られてきた新品のiPhone5。白いバンパーを装着。オリンパスTG-620で撮影)
お魚は栄養価が高いのはご存知のとおりです。
けれど、丸ごと食べるのは無理です。
マグロを全食しようと思っても、とても実行できません。
その点、「シラス」ならば簡単です。
1度に10匹ぐらい、余裕で口へ放り込めます。
食文化史研究家・永山久夫さんが、シラスの魅力を語っていました。
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シラスとは、カタクチイワシやマイワシなどの稚魚の事です。
体長は数センチ。
この稚魚を食塩水で茹でて、軽く干したものが、スーパーなどでお馴染み「シラス干し」です。
大根おろしに入れて食べても良いのですが、炊き込みご飯やチャーハンに入れたり、天ぷらも良いものです。
茹でた後に水を切り、放冷したものが「釜揚げシラス」です。
静岡県の駿河湾沿岸は、この釜揚げが主流です。
駿河湾の奥懐に位置する由比は、外敵も少なく、潮の流れも穏やかなので、滋養たっぷりのシラスが育ちます。
漁期は通常、春と秋。
特に、秋のシラスは身がしまっており、脂ののりもよくて美味と言います。
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塩味とコクがあるシラス。
実は、栄養成分の宝庫なのです。
タンパク質の含有量が豊富です。
生乾き状態で23%、半乾燥のシラス干しですと40%がタンパク質です。
また、ご年配の方々にも嬉しい栄養素がたっぷり入っています。
アルギニン:体細胞の老化を防ぎ、成長ホルモンの放出を促進します。
グルタミン酸:物忘れを防ぐのに役立ちます。
カルシウムとビタミンD:骨を丈夫にします。
ビタミンA:鼻やのどの粘膜をウイルスなどの攻撃からガードしてくれます。
ビタミンE:細胞の酸化を防ぎます。
ビタミンB1:脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖の完全燃焼を助けます。
1日を元気に働くため、是非、朝食でいただきたいものです。
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新潟は海の幸が豊富ですから、シラスも当たり前のように売っています。
けれど気のせいか、取り立ててプッシュッする人はあまりいません。
他にも魚がたくさんあるからです。
私が幼い頃、飼ってた亀のエサにしていました。
食卓にのぼった記憶がありません。
けれど今回、こんなに栄養豊富だと知り、見方が変わりましたよ。
1日の元気の源になるのですね。
ダイコンを白い部分だけではなく、葉っぱの部分も全て食べつくすように、シラスを丸ごと何匹も食べようと思います。
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