前回の続きです。
●前回の記事:
若い世代の仕事の悩み【1】〜「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」の著者・河野 英太郎さんからのアドバイス
http://kanzaki.sub.jp/archives/002861.html
●Amazon.co.jp: 99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ: 河野 英太郎: 本
http://amazon.jp/dp/4799311344
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【「取りあえず」ではなく「まず」と言う】
河野さんは仕事を頼まれた時、「取りあえずやっておきます」が口癖でした。
ある日先輩から、こう言われました。
お前の仕事は『取りあえず』のやっつけか?
『取りあえず』を『まず』と言い換えてみろ。
そうすれば『次に』という言葉がくるはずだ。
それから意識するようにしてみました。
確かに、「取りあえず」と言っている人の仕事は、やっつけになっていることが多いです。
日本には「言霊(ことだま)」という言葉があります。
言葉は相手に与える印象だけではなく、自分の行動にも影響を及ぼします。
「取りあえず」はそこで終わる。
「まず」は未来へつながります。
このちょっとした意識で、仕事に対する姿勢が変わっていきます。
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【「あいつは使えない」は、自分の敗北宣言】
チームで一緒に仕事をしている時、「あいつは使えない」と言う人がいます。
この表現は、「あの人は役に立たない」という意味ではありません。
「私にはあの人を使う能力がない」という自分の敗北宣言なのです。
相性の悪い人もいます。
しかし殆どの場合、誰かを責めても、なにも解決しません。
更に、「まだ、何かできるかもしれない」という可能性の芽まで摘んでしまいます。
何か解決策はないか、フォローできることはないかを探すことで、自分もチームも成長していくのです。
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【オフィスでは「真ん中」を歩いてみる】
コミュニケーションの機会が多いと、物事が前へ進み、新たな発想が出てくる可能性が高くなります。
「縁起(えんぎ)」という言葉があります。
新たな物事が誕生するきっかけは、縁することで起こるものです。
そんなチャンスを労せず増やす方法があります。
「オフィスでは真ん中を歩いてみる」ということです。
壁沿いを歩いて自席へ戻るのと、オフィスの真ん中を通って戻るのでは、目が合う人の数が段違いです。
多くの人と挨拶できたり、お願いしていた案件の進捗状況を自然に聞けたりもします。
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「1%の仕事のコツ」というのは、身近にある些細で自然な事なのですね。
仕事で成功するには、成功するような道を作り、その上を歩く必要があります。
冒頭の3つの実践(言葉、考え、行動等)は、成功への道のりを作るよいきっかけとなりますね。
私はおっかなびっくりで、小心者です。
その原因の根底は、受け身な姿勢です。
物事を改善するには、主体的になるべき。
そためには、別に大袈裟な事をするのではなく、ちょっとした工夫の積み重ねをしていけば良いのですね。
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