2013年03月26日

本日3月26日「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」販売再開〜この奇抜な商品は"ガリガリ君 守りにはいってどうすんの?"という意見から生まれた

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2013年3月1日、カルピスとマーガリンを組み合わせた「カルピスソフト」が発売され、1ヶ月の売り上げが予想の5倍以上になっています。


●カルピスソフト|J-オイルミルズ
http://www.j-oil.com/product/calpis_soft/soft.html


納豆に完熟トマトソース風味のたれがついた「COOKなっとう完熟トマトソース風味」なんてものもあります。


●COOKなっとう完熟トマトソース風味 | おかめ納豆 タカノフーズ株式会社
http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=68


このように、別々のものを掛けあわせた商品が続々と登場しています。
そんな中、一番人気は「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」です。


●赤城乳業株式会社|ガリガリ君リッチ コーンポタージュ(スティック)
http://www.akagi.com/products/10489.html


2012年9月4日、コーンポタージュ味が発売されました。
あまりの売れ行きに3日後の9月6日、生産が追いつかずに販売休止となりました。
本日2013年3月26日、販売を全国で再開しました。
希望小売価格は126円(税込)です。


表面はコーンポタージュアイス。
中は、コーンポタージュかき氷。
なんと、北海道産のつぶつぶのコーン(スーパースイートコーン)まで入っています。


このガリガリ君とコーンポタージュの組み合わせは、どのように誕生したのでしょうか?(ZIP!より)



【コーンポタージュ味の開発経緯】


「赤城乳業株式会社 本庄千本さくら「5S」工場(埼玉・本庄市)」
この工場では、コーンポタージュ味をはじめ、ガリガリ君が1日50万本以上製造されています。


ここには、「ガリガリ君プロジェクトチーム」があります。
ガリガリ君の新商品を開発しています。


ガリガリ君には、女性に圧倒的人気の「梨味」をはじめ、「チョコチョコ」「あずき大福」など50種類以上が存在します。


マーケティング部・萩原史雄次長
「安定供給した売れ筋だけを集めたラインナップをひいていました。
しかしバイヤーに"ガリガリ君 守りにはいってどうすんの?"と言われました。
そこで冒険しようと決定しました。
売られたケンカをかったのです」


しかし、アイディアが出ません。
そんな中、若手社員が発言しました。


マーケティング部・萩原史雄次長
「無茶する若手社員がいて、岡本だったんですけれど。
最初に"コーンポタージュ"って言ったんですよね」


それは、当時入社4年目の岡本秀幸さんです。


岡本秀幸
「駄菓子で売れている味ってなんだろう。
コーンポタージュ味が非常に人気であることから、まず作ってみようかと」


うまい棒、ポテトチップスをはじめ、コーンポタージュ味が採用され人気がありました。
そこで、市販お菓子を独自調査しました。



岡本秀幸
「プロジェクトメンバー内でも、"ちょっと合わないね""甘すぎるよ"とか色んな声がありましたので、そこからまた何回も改良して、完成に近づけました」


開発を続行。
ついに、経営陣の試食です。
「やみつきになる味」「奇抜すぎて売れないのでは」
意見が分かれました。


社長はこう言いました・・・「ベリーグッド」。


決定した瞬間、岡本秀幸さんは「やったー!」と喜びました。


マーケティング部・萩原史雄次長
「お客さんは予想外なところで喜んでくれたのかなと思いますね。
今後もこのように、挑戦というのは続けて行きたいなと思います」


※※※


戦隊や仮面ライダー、プリキュアなど、子供向け番組と関連商品は、毎年新作を生み出してヒットしています。
ブランド力を背景に、新しい要素を加えて新鮮味を失わない工夫をしています。


ドラマ「相棒」だって、今では相棒が3代目。
世界観をマンネリさせず、自ら破壊して再構築し、視聴者を釘付けにします。


お菓子の世界も同じようですね。
今後も、どんどんチャレンジして欲しいものです。

Posted by kanzaki at 2013年03月26日 23:04