コミュニケーション塾主宰・今井登茂子さんが、「感謝のあいさつを大切に」と語っています。
感謝のあいさつは、自分という一人の人間を育てていく上で、欠かせない要素です。
仕事の相談にのってくれた先輩に
「昨日はありがとうございました。おかげさまで出来上がりました」
打ち合わせ先で
「メール(電話、FAX)をありがとうございました。あの一言で目的がつかめました」
上記のように、感謝に「出来上がった・つかめた」と感謝や報告をプラスし、まめに届けると良いそうです。
どんなに小さなことにでも感謝の目を向けると、ありがとうの機会はたくさんあります。
言われた相手もきっと笑顔になってくれます。
また、その場での感謝で終わりにしないで、翌日にも「おはようございます。昨日はありがとうございました」と伝えることで、相手の満足度は増し、さらに良い関係がつかめるとの事。
今の御時世、自分も含めて余裕がないので、こういった感謝の言葉を伝えることが出来る人が減りましたよね。
だからこそ、こういう事が言える人は、「心の強い人」だと思います。
心の強い人だから言えるのかもしれませんが、逆もまた真なり。
辛い時や心が折れそうになっている時こそ、体の中からふりしぼって感謝の言葉を伝えると良いと思います。
心は後からついてきます。
それほど言葉の持つ力は強いのです。
自律神経系は人称を解さないので、相手への感謝の言葉も、発生している自分への感謝として解して自信がつきます。
感謝というのは「相手を認めること」です。
相手のマイナス面ばかりに目が行き、減点方式でしか評価できない人には無理な行為です。
そんな人が多い世の中だからこそ、感謝の言葉で承認行為を示すことで、人生が前進すると思います。
嫌な相手で、どうしても感謝や褒めるのが出来なければ、あいさつだけでも良いと思います。
それだけでも、相手との関係は前進すると思います。
※※※
本田コンサルタント事務所代表の本田有明さんが、一冊の本を紹介していました。
ロバート・フルガム著「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」です。
●Amazon.co.jp: 人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫): ロバート フルガム, Robert Fulghum, 池 央耿: 本
http://amazon.jp/dp/4309461484
著者の牧師ロバート・フルガムは、若いころから毎年、自分のクレド(生活信条)を文章にして記してきました。
はじめの頃のクレドは、長々と堅苦しい内容でした。
人生経験を重ねるにつれ、それは短く、やさしい表現に変わってきました。
ある年、人間いかに生きるべきかという問題の答えは、みな幼稚園で教わったことばかりだと気づきました。
それに気づき、次のようにクレドを記しました。
何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。
人をぶたないこと。
使ったものは必ずもとの場所に戻すこと。
ちらかしたら自分で後片づけをすること。
人のものに手を出さないこと。
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。
常識的なものばかりです。
けれど、なにごとにつけ人間関係をスムーズに運ぶコツは、幼稚園で教わった「基本中の基本」をきちんと守ることだったのです。
このクレドを自分が教鞭をとったことのある小学校の卒業スピーチで披露しました。
父兄の中に連邦上院議員がいて、これに共鳴し、議会の議事録で言及しました。
それがきっかけとなって、メディアで大々的に取り上げられました。
後にこの本が編集され、全米で数百万部の大ベストセラーになったのです。
冒頭で紹介した「感謝のあいさつを大切に」も、クレド(生活信条)と同じようなものです。
これだって、幼い頃から言われていたことです。
当たり前の事をやらない人が増えたからこそ、自分が実践してみる。
もしそれで、まわりの人が変わらなかったとしても、あなたの行動に共鳴する人が現れ、あなたの行動がもっとも認められるステージへ導かれることでしょう。
※
【20日目の筋トレ】
腕立て伏せ×20回
腹筋×20回
ヒンズースクワット×20回
アイソメトリックトレーニング8種類・計10秒ずつ
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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