2013年07月05日

江戸っ子はワサビ好き〜正しいおろし方をすると血栓・ボケ予防になる

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現在、「寒天ゼリーダイエット」をしています。
コンビニで売っている0キロカロリーのものを食べています。
98円なのに、250gも入っていてありがたいです。
セブン-イレブンはPB商品で売っているし、ローソン、ファミマでも同じようなものが売っています。


ダイエットというより、正確には、甘いものをバクバクと食べる欲求を抑える為です。
特に、夕食後に甘いモノを食べる習慣があったので、これを改善したいと思っていました。
甘いものを食べたくなったら、寒天ゼリーで満たしています。


ですから、3食の食事は抜いていませんよ(おかわりはしなくなったけれど)。
バランスを崩した食事は、たとえ痩せても、健康ではないですからね。


※※※


【江戸っ子はワサビ好き】


「下女が鼻 ワサビもツンと 通りかね」


これは、江戸時代の川柳です。
既にこの時代から、「ワサビがツンと効く」という表現があったのですね。


日本史にみるワサビについて、食文化史研究家・永山久夫さんが解説していました。


ワサビは日本原産の香辛料。
特に、江戸時代に重宝されました。
ツンと鼻に抜ける痛快な辛味は、魚の生身を好む江戸っ子がやみつきになる辛さでした。
魚の臭さを和らげ、殺菌効果にも優れています。


そば、刺身、お茶漬け、海苔巻き、握り寿司、いなり寿司など、ワサビによって味が引き立つものが誕生したのも江戸時代です。


江戸時代、日本の食物全般について詳しく説明した「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」でも、ワサビについて解説しています。


「ワサビは各地にある。家々、国々で多く植えられていて、一年中根をとり、用いている」


単なる香辛料としてだけではなく、薬用にも使われていました。


その薬効性の高さは、平安時代でも認識されていました。
記録によりますと「補益食也(元気づける食べ物)」とあります。



【正しいワサビのおろし方】


ワサビの根茎をかじっても、辛味や香りは殆どありません。
すりおろすことで、あの独特な香りが生まれます。


辛味のもとは、「シニグリン」という物質。
すりおろすことで細胞が壊され、酵素と触れ合って、「イソチオシアネート」という辛さや香りの成分が発生します。


サメ皮のおろし器のような目の細かい用具を使い、肩の力を抜いて円を描くように優しくおろします。
すると、細胞がよく壊れて酵素反応が起こり、辛さや香りが引き立ちます。


このすり方ですと、殺菌作用だけではなく、消化吸収をよくしたり、血栓の予防作用、ボケ予防にも役立つと言われています。


※※※


スーパーで売られている寿司。
私もよく食べます。


朝ドラ「あまちゃん」に登場するような、回らない寿司は高いです。
また、回る寿司は家族連れが多く、ボッチの私には行けませんorz


スーパーの寿司って、ワサビ抜きなんですよね。
ワサビは別になっていて、好みで加えます。
はじめて知った時は驚きました。


辛いものは苦手なのですが、ワサビは嫌いじゃありません。
刺激の時間が短いからでしょうか。
一瞬のアクセントであり、料理そのものの味を破壊しません。


明日は久しぶりに、そばでも食べに行こうかな。
敷居が高くて、結局、いつもの「餃子の王将」へ行く可能性大ですが・・・。

Posted by kanzaki at 2013年07月05日 22:24