2013年07月07日

ドコモのAndroidタブレット「dtab」用に、「32GバイトのmicroSDHCカード」と「micro OTGケーブル」を買う

先日、ドコモのAndroidタブレット「dtab」を買いました。
さらに快適な活用のため、「32GバイトのmicroSDHCカード」と「micro OTGケーブル」を買いました。


●Amazon.co.jp: Transcend microSDHCカード 32GB Class10 (無期限保証) [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)] TS32GUSDHC10E: パソコン・周辺機器
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B008UR8TS0/ref=oh_details_o03_s00_i01?ie=UTF8&psc=1
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dtabsuhc01.JPG


●Amazon.co.jp: OTGケーブル タブレットPC用 ミニ micro (micro OTGケーブル): 家電・カメラ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0074D3QCK/ref=oh_details_o05_s00_i00?ie=UTF8&psc=1
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dtabotg01.jpg


●docomo dtab | 製品 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/tablet/dtab/


●参考にしたサイト:FrontPage - dtabまとめWiki(ドコモ、ファーウェイ)
http://dtab-wiki.fxtec.info/
公式では、外部メモリは32GバイトのmicroSDHCが最大となっていますが、64GBのmicroSDXCも使えるそうです。
まあ、amazonでも5000円以上するから、dtabではうま味がありませんが。



【32GバイトのmicroSDHCカード】


【1】microSDカードは必須


もし、あなたがdtabを買われたら、充電をしている間に、32GバイトのmicroSDHCカードを買ってきましょう。
初期設定をする前に用意しておいた方が、のちのち幸せです。
後述しますが、大容量のmicroSDカードをメインのストレージ領域として活用するためです。


dtabのROMは8GB。
そのうち、内蔵ストレージとして利用可能なのが、たった5.82GBです。
既にスマートフォンを所有されている方ならば、これがいかに少ないかが、ご理解できるかと思います。
私は「dropbox(100G)」というクラウドサービスも使っていますが、やはりローカル運用あってのクラウドだと思います。


dtabは、iPadと違い、microSDカードをストレージ領域として使えます。


●よくある質問、FAQ(ハード関係) - dtabまとめWiki(ドコモ、ファーウェイ)
http://dtab-wiki.fxtec.info/wiki.cgi?page=%A4%E8%A4%AF%A4%A2%A4%EB%BC%C1%CC%E4%A1%A2FAQ%A1%CA%A5%CF%A1%BC%A5%C9%B4%D8%B7%B8%A1%CB


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dtab上部にある蓋を外すと、microSDカードを刺すスロットがあります(小さい方)。
大きい方のスロットは、内側から黒い樹脂でハメ殺しになっています。
これは本来、simカードを刺す場所なんでしょうね。
Wi-Fi専用端末として販売しているから封印されているのかな?


使用するmicroSDカードですが、NTFSでフォーマットしておいた方が良いです。
大きなファイルが使用出来るからです。
フォーマットすると、カード内のデータが消えますから、やはり購入して運用前に、さっさとやっとくほうが良いと思います。


●フォーマットの方法(2ちゃんねるスレッドより):
設定>ストレージ>SDカード内データを消去>NTFS



【2】microSDカードをメインのストレージ領域にする


microSDカードを刺しただけならば、サブのデータ保存領域が増えるだけです。
あれこれ設定をしてやらないと、大抵のデータ保存場所は、内蔵ストレージの方になってしまいます。

設定で、microSDカードをメインのストレージ領域にすることができます。


●設定方法(dtabまとめWikiより):


変更前に、フォルダの階層構造を把握しておきましょう。


内蔵ストレージ(約5.82GB)のパスは、/mnt/sdcard/
外付けSDカードのパスは、/mnt/sdcard2/


内蔵ストレージは、/storage/sdcard0/
外付けSDは、/storage/sdcard1/、あるいは /mnt/sdcard-ext/、あるいは/mnt/extsd/でもアクセスできます。


microSDカードをメインのストレージ領域にするには・・・

設定>ストレージ>データ保存先を「SDカード」にすると、内蔵ストレージと外付けSDのパスが入れ替わります。


dtab02-03.JPG


上記の図は、設定変更後のものです。
画面上部の「データ保存先設定」をタップして「SDカード」を選択するだけです。
そうすると、SDカードの方がメインになります。
設定が簡単ですね。


アプリ自体は、設定変更後も、内蔵ストレージに保存されるものが多いようです。
SDカードで運用できるものは、元々、SDカードへ移動しても動作できるものだけ。
それでも、今後、どんどん増えていくデータを大容量のSDカードを主体に運用できるのは便利です。


当初、これらの事を知らずに使用していました。
数日経ってから気づき、microSDカードをメインのストレージ領域へ変更しました。
設定変更は出来たのですが、アプリの中には、アプリとデータとの紐付けが寸断され、使用できなくなったものもありました。


修正するより、リセットして再構築した方が手っ取り早いと判断しました。
方法は、「設定>タブレットをリセット(画面左メニューにある)」で行います。


その後、最初から設定しなおしを行い、無駄な時間を割いてしまいました。
皆さんはそうならないように、最初からmicroSDカードをメインのストレージ領域にしたほうが良いと思います。


※※※


【micro OTGケーブル】


もしあなたが今後、dtabへ、キーボードやマウス、USBカードリーダーなどの周辺機器を接続するならば、「micro OTGケーブル」を買っておきましょう。


通常のUSBケーブルをdtabに直接刺しても認識しません。
OTGケーブルを間に挟むことで認識します。


「OTG」とは、「USB On-the-Go」の略。
通常のUSBは、パソコンと周辺機器(USBデバイス)の接続を前提としたもの。
OTGは、周辺機器同士をつなぐために定められたものです。


ただし、OTG規格はマイナー感にあふれています。
このケーブルを使えば、全てのUSBデバイスが使えるとは、私には断言できません。
amazonのクチコミ等を参考に、各人で試してみてください。


dtab02-05.JPG


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試しに、デジタル一眼レフカメラで撮影したSDカードをカードリーダーに刺し、OTGケーブル経由でdtabにつないでみました。
つなぐだけで何も特別な設定は不要で、簡単に認識します。
当たり前ですが、JPG画像はdtab上で再生できても、raw画像は「?」マークが出て再生できませんでした。
(raw画像は、PC上で専用ソフトで現像する必要があるからです)


これにより撮影現場にて、大きな画面で、写真の確認ができるようになりました。
パソコンのような、大きくて重たい機材は不要です。


最近は、カメラからWi-Fi経由でタブレットへ、無線でデータを送る方法もあります。
けれど、電池を喰うし、時間もかかります。
今回のように、カードリーダーをかまして直接読み込ませる方が、手っ取り早いです。


大抵のデジタルカメラは、付属のUSBケーブルでパソコンとカメラをつなぐことで、直接、画像データを送る事ができます。
dtabでも同様に出来ますが、私はカードリーダー経由で運用しています。


dtab02-08.JPG


dtab02-09.JPG


USBマウスも認識。
画面に、パソコンと同じマウスポインタが現れます。
左ボタンをクリックすると、タップと同じ動作になります。
ドラッグの動作は、スワイプに相当します。
ホイールも動作するので、縦に長いホームページをスクロールする時に便利です。


私は持ってませんが、USBキーボードを接続した際は、初期から入っているIMEだと入力が満足にできないかも。
ネットで調べたところ、「google日本語入力」というアプリを使うと良いみたいです。


他の周辺機器との接続も、後日試してみたいと思います。


※※※


【関連記事】

●ドコモが9975円で販売しているAndroidタブレット「dtab」のファーストレビュー〜「dビデオ」というキラーコンテンツを備えた唯一無二の優等生タブレット
http://kanzaki.sub.jp/archives/002921.html


●NTTドコモ「dマガジン」のレビュー〜月額400円(税抜)で雑誌70誌以上読み放題。10型タブレットとWi-Fi環境での使用がオススメ。ドコモユーザー以外も利用可能
http://kanzaki.sub.jp/archives/003135.html

Posted by kanzaki at 2013年07月07日 22:08