雨上がり、きれいな虹が出ていると嬉しくなり、人に笑顔で伝えたくなります。
虹色は、赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍、青紫の7色。
これは、太陽の光が別れて見える色です。
色と色の間に明確な境界線が無いですよね。
そこから、虹の色の旗は、「多様性」「共存」のシンボルとして用いられます。
カラーコーディネーター・橋本美代子さんが、そんな虹色の効果を解説していました。
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【ファッションとインテリア】
虹の色から3色以上を使った柄物の洋服を着る時は、白や黒とコーディネートしましょう。
スポーティな着こなしになります。
インテリア小物やクローゼットの洋服は、虹色の順に並べましょう。
自然の配列なので、美しく整って見えます。
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【虹色と健康】
海外では、一週間日替わりで虹の単色の光を見るガン治療があります。
体には、虹の7色と対応する心身のエネルギーの出入り口がある、という考えもあるそうです。
最近では日本でも、色を使った心身の治療法が取り入れられています。
身につけるもの、化粧や食べ物、インテリアの花、塗り絵など、1週間の中に、虹の7色を意識して取り入れてみましょう。
健康に良いそうですよ。
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虹の7色を生活の中に取り入れるというのは、いろんな事を偏りなく取り入れるということでしょうか。
やはり生活は、「バランス」が大切なのだと、自然界が教えてくれているのかもしれません。
数は違いますが、体には「五感」というものがあります。
どれか一つだけで生活をするということはありません。
多くの情報をバランス良く入手するから、日々を平和に過ごせるのだと思います。
けれど、ストレスに苛まされる日々が続くと、偏った情報だけで生活するようになります。
結果、不健康な生活になってしまうように思います。
麻雀の世界に、桜井章一さんという方がいます。
現役時代、20年間無敗を誇り、「雀鬼」の異名を持ちます。
桜井さんがこんなことを語っています。
五感を使わなくなった人間が増えてしまった。
「一感」しか使わない人間は壊れていく。
考えを固定するとモロい。
固定観念は、現実の柔軟性を失わせ、「運」が死ぬ。
あきらめるとは、本来の自分を取り戻すために必要な勇気である。
人間は捨てることが難しい。
とくに勝ち続けてきた者が、それを捨てることは簡単ではない。
勝負するという習性は、もともと人間が持っている本能的な部分であるがゆえに、勝つことを捨てるのは難しい。
あとでやるという人は、結局あとでもやらない。
なぜかと言えば、そういう人は物事の「旬」を外してしまっているから。
人生においてバランスを保つには、何かを捨てなければいけない場面も出てきます。
けれど、なかなか実践できないものです。
考えが凝り固まって、全体的な判断ができませんから。
どんなに屈強な人物でも、「運」と「旬」を逃したら成功はしません。
それを捉えるには、バランスを得るための五感活用だったり、考えの柔軟性なのでしょう。
まだ、私の住む地域は、梅雨明けをしていません。
もし、雨上がりに虹を見たら、バランスという言葉を思い出すようにしたいと思います。
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