2013年09月06日

なぜ、手帳のカレンダーは、日曜始まりより、月曜始まりが多いのか?

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心機一転、手帳を変えてみました(それと、ロールペンケースも)。
革製の文庫本カバーと、中にはA6ノート、月間カレンダー (見開き1ヶ月・月次単位)を挟んでいます。
仕事はアウトルック、私事はグーグルカレンダーを主に使用していますが、その2つの橋渡し的なものとして、やはりアナログ文具は必要です。


一時、仕事と私事のスケジュール管理を一元化しようと試みましたが、うまく運用できませんでした。
異業種の方々にも聞いたのですが、仕事と私事は別々で考える方が多かったです。


大きな文房具店にて、手帳サイズの月間カレンダー(見開きタイプ)を物色してみました。
驚いたことに、殆どの手帳用カレンダーは、月曜始まりなんですね。
日曜始まりを当たり前に使ってきた私には驚きでした。
(今までは、ネットにあるPDFファイルのカレンダーを使って自作していました)
壁掛けのカレンダーは、殆ど日曜始まりなのにね。


ISO8601(日付と時刻の表記に関する国際規格)では、週は月曜から始まるとされています。
欧州連合などのカレンダーは、月曜が週の始めとなっています。


けれど、アメリカは今でも、日曜を週の始めとしています。
ユダヤの週の第1日(休息日)と日曜日を一致させたからという説があります。
日本も、日曜始めが一般的です。


今は、土曜と日曜の週休2日制の企業が多いです。
月曜始まりのカレンダーならば、土曜・日曜が隣同士ですから、週末の予定を考えやすいですよね。



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実際に、月間カレンダーを購入した後、しばらくは曜日感覚がおかしくなりました。
水曜・木曜辺りの曜日感覚が、あいまいになったのです。


けれど、月曜始めが当たり前なんだと自分に言い聞かせ、自分の目の中に飛び込むカレンダーは、極力、月曜始まりにしました。
その為、アウトルックも、グーグルカレンダーも、月曜始まりに設定を変更しました。


なんとなくではありますが、月曜始まりが少しずつ身に付いてきた感じです。



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文房具店などを見ますと、9月始めや10月始めの手帳が出始めましたね。
多くの方は、1月や4月始めの手帳を使う方が多いのかな?
日本は学校も会社も、4月始まりが多いですしね。


アメリカは学校年度は9月始まりで、会計年度は10月始まりが多いです。
9月始めや10月始めの手帳は、それに沿ったものなのでしょうね。


最近は、手帳をスケジュール管理だけではなく、ライフログとして、日々のさまざまな事を書き込む人が増えました。
デジタル、インターネットが盛んではありますが、アナログにはアナログの良さがあります。
むしろ、デジタル系に精通している人の方が、アナログな文房具にこだわりを持っているような気もします。


皆さんも、お気に入りの手帳や文房具を探してみてくださいね。

Posted by kanzaki at 2013年09月06日 23:17