2013年09月28日

「あまちゃん」最終回の後は、「ちりとてちん」の再放送に期待/専門用語や業界用語を使って外部の人へ伝えのは、なるべく控えたいものです

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【あまちゃん最終回】

ついに、「あまちゃん」が終りましたね。
なんて爽やかな幕引きなんだろうと思いましたよ。
すっかり生活の一部に組み込まれていたので、来週からもう無いと思うと、なんだか切ない気分にもなります。


でも大丈夫!
10月7日から、「あまちゃん」と同じくらい大好きだった「ちりとてちん」の再放送が始まります。


●連続テレビ小説「ちりとてちん」
http://www.nhk.or.jp/drama/chiritotechin/
2013年10月7日(月)より 毎週月曜日から土曜日 午前7時15分からBSプレミアムにて


「あまちゃん」と「ちりとてちん」は、似た所があります。


・主人公が当初、マイナス思考なところ。

・いつも比較されてコンプレックスを感じるところ(アキちゃんとユイちゃん、A子とB子)。

・強い影響力を持つ母親の存在(小泉今日子さん、和久井映見さん)。

・主人公を上回る個性豊かな登場人物たち。

・そして、視聴者から物凄く愛されているところ。


和久井映見さん演じるお母ちゃんがいいんですよ。
折々に出てくる「茶色いお弁当」のエピソードが好きです。
ちなみに和久井さんは、今も私の理想の女性像です(誰も聞いていない)。


平日の各話に織り込まれた伏線が、週末の土曜日に花開き、毎週、感動で泣いていました。
再び、見ることが出来て、本当に嬉しいですよ。


※※※


【専門用語や業界用語を使って外部の人へ伝えのは、なるべく控えたいものです】


専門用語、仲間内だけで通じる業界用語、友達用語は、外部の人には使わないようにしましょう。
丁寧に解説する親切心や配慮を忘れないように気をつけたいものです。
(日経プラス1より)



専門用語や略語は、業界の専門家ではない人には意味が分かりません。
なんのことか分からないうちに話しが先に進み、ますます訳が分からなくなります。


毎日、業界内でその言葉に慣れてしまうと気が緩み、部外者に対する緊張感や配慮が欠けてしまうのです。


もし相手から、言葉の意味について質問を受けたら、まず謙虚に反省しましょう。
質問してもらったことに感謝し、「失礼いたしました。○○○とは・・・」と丁寧に説明してください。


間違っても心のなかで、「なんだ、そんなことも知らないの?」とバカにしないことです。
思いは必ず言葉の端や態度に出てしまうものです。
相手は敏感にその「上から目線」に気づきます。
そんな態度ばかりとっていると、相手から「倍返し」をくらいますよ。


※※※


専門用語、業界用語、略語は便利です。
同じ立場同士ならば、言葉の数を減らして意思疎通が容易に出来るからです。
けれど、お客様にはなるべく使わない方が良いと思います。


お客様は、なるべく平易な言葉で丁寧に話すことが出来る人に、安心と信頼を覚えるからです。
分かりやすい言葉で話せるのは、それだけ仕事を熟知していると感じます。


専門用語、業界用語というのは、なぜか人を雄弁にさせます。
けれど実態は「裸の王様」なので、客観的に見て寒いです。



私もそうならないように、自分がお客様へお話しする際は、専門用語を使わないようにしています。


また、大勢の人へ伝達する際にも、間違った解釈をされないように、なるべく平易な言葉や聞きやすい(読みやすい)構成を意識しているつもりです。


難しいのは、平易で分かりやすい事を意識しすぎると、中身がすっからかんな、上辺だけの内容に陥ってしまう可能性があることです。
また、同じ事を伝えるにも、言葉が増えてしまう分、伝達に時間がかかってしまいます。
このさじ加減が本当に難しい。


この神ナナは、多くの人に伝える事の難しさを意識させてくれる、非常に良い場所です。
ここで日々書いている成果が、仕事などにもプラスになっていると思っています。

Posted by kanzaki at 2013年09月28日 22:23