「最後の1センチ、最後の1秒は、何を食べてきたかで決まる」
かつて、アメリカの水泳コーチが残した名言です。
今の時代、栄養学を抜いてスポーツは語れません。
(日経+1より)
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スポーツ栄養学の基本は、タンパク質の取り方です。
タンパク質は筋肉や血液、臓器などの構成成分となる大切な栄養素です。
そのタンパク質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できない9種類の「必須アミノ酸」を上手にとることが重要です。
必須アミノ酸をすべて含んだ食品は、「卵」です。
コレステロールが高いので敬遠されがちですが・・・。
タンパク質には動物性と植物性があります。
卵や牛乳などの動物性食品の方が、タンパク質を含む割り合いが高いです。
スポーツの試合や練習など、運動を終えたすぐ後、タンパク質を摂取することが大切です。
これは、運動をすると、体への負荷で筋肉の繊維がダメージを受けるためです。
修復には、筋肉のもととなるタンパク質をできるだけ早くとったほうが良いのです。
タンパク質の摂取を怠ると、体は自分自身でそれを補おうとします。
そのため、血液の中のタンパク質を体内で利用しようとします。
こうなるとやがて、スポーツ貧血になってしまうことがあります。
プロスポーツ選手だけではなく、我々が行うような軽い運動でも、できるだけ早くタンパク質をとるよう心がけましょう。
※※※
現代人は、体が疲れているというよりも、脳に疲労がたまっている方が多いそうです。
脳の疲労を除去するには、体を動かすことが一番効果的です。
・血液量が増加
・脳に栄養を供給
・細胞が活性化
・脳内物質の分泌が促進
ヤル気、集中力が伴い、キビキビと動いて働くことができます。
脳の基礎力は、心肺機能に関連しています。
有酸素運動と筋トレの習慣づけは、脳の健康のために欠かせません。
脳と体を分けて考えてしまいがちですが、二つは切っても切れない関係です。
脳が体をコントロールしているわけではなく、実は逆に、体が脳に与える影響がとても大きいのです。
そういう訳で運動をオススメします。
けれど、やみくもな運動はやめましょう。
かえって体を壊しかねません。
トレーニング方法や、どのような栄養摂取をすれば良いかを教えてくれる人に相談した方がよいです。
タイムを縮めるトレーニングよりも、長くゆっくりと続けられるトレーニングを教えてくれる人に指導をあおぎましょう。
後者は、決して運動素人をバカにしません。
その人にあったプログラムを考えてくれます。
実際、私を教えてくださった方がそうです。
おかげで、運動とは縁が無い私でも動ける様になりました。
メンタル面でも良い効果が出ています。
秋になり、運動するにも良い季節です。
健康的な汗をかいてみませんか?
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