2013年10月20日

社会人が大学などで勉強する「学び直し」が注目されています

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学校を卒業した社会人が、あらためて大学や専門学校で勉強する「学び直し」が注目されています。


理由は、社会人の経験を生かしながら、新たな知識や技術を習得することで、職業能力を高めたり、再就職のきっかけにするためです。


内閣府のアンケートでも、学び直したい人は約6割以上いることが分かりました。
30代に限定すれば、約7割が希望しています。



実際に学び直すには、仕事との両立や、経済的な面から諦める人も多いです。


内閣府のアンケートでも、費用の負担苦を約50%の人が感じています。
また、仕事が忙しいという回答は約15%ありました。


大学などの高等教育機関に入学した人の内、社会人を含む25歳以上の割合は、日本では2%です。
世界では平均20%にものぼります。


特に欧米では、社会人の学び直しが定着しています。
例えば、ポルトガルは36%、アイスランドは33%、ニュージーランドは31%です。


欧州諸国では、キャリアアップのための長期休暇制度や職業訓練休暇制度を設けています。
休暇中の手厚い所得保証を実施している国もあります。



文部省では、12年度に大学・専門学校で学んだ社会人を12万人と把握しています。
今後5年間で、年間24万人へと倍増させる目標を立てました。


産業界と協力しながら社会人向けの教育プログラムを開発する大学などを支援するため、来年度概算要求に10億円を計上します。


厚生労働省も、従業員が学び直しプログラムを受講することを支援する事業主に対し、手厚い経費助成などができるよう、雇用保険制度の見直しを進めています。


※※※


実際問題、お金と時間、そしてヤル気が必要になるので、学校へ行ってまで勉強し直そうという人は少ないです。


本格的にやったとしても、それに見合う対価が無ければ、意味がありません。
それなら、資格取得の方がよっぽどいい。
その資格取得に費やす時間とお金、ヤル気も、そんなに無いのが現実ですが・・・。


せいぜい、英会話学校やカルチャースクールに通うのが関の山です。
ネットを介して集まった同志で、勉強会や読書会なんてのもありますね。
それも駄目なら、今流行りのジョギングや自転車などのスポーツに方向転換もアリです。


私も大学へ行って学び直すなんて考えられません。
働かないと食べていけませんものね。
そんなお金があるなら、投資信託へ費やしているお金を増やした方がマシです。


とはいえ、自分の一般常識に対する能力が、著しく低下している事に不安を感じています。
無ければ無いで、生きてはいけるけれど、なんだかねえ。


そこで、本屋へ行って本を買ってきました。
就職関係のコーナーに平積みされている、一般常識・最新時事関係の参考書です。
特に、人気企業やマスコミの試験で出題されるものです。
国語、英語、政治経済、数学、理科などの問題が、広く浅く掲載されています。
恥ずかしながら、全く解けませんでした。
それぐらい知識が低下していたのです。
なにか本格的に専門分野を学び直す前に、勉強するクセを戻さないといけません。
それには、これぐらいのレベルがちょうど良いように思います。
試験があるわけでも、期限があるわけでも無いので、気楽に学んでいこうと思います。

Posted by kanzaki at 2013年10月20日 21:58