2013年12月15日

アメリカでは「デジタル・デトックス(解毒)」が盛んです

【デジタル・デトックスとは?】


アメリカでは最近、「デジタル・デトックス(解毒)」という動きが盛んです。


デジタル・デトックスとは、IT機器(オンライン環境)から一定期間離れ、リフレッシュする時間をもつことです。
(新潟経済社会リサーチセンター月報より)


仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンに触れていないと落ち着かない人が増えています。
何かする度、ツイッターに投稿せずにはいられない人は、IT中毒の状態かもしれません。


一方で、常に人とつながり、人の反応を気にしなくてはいけない生活に疲れを感じる人も多いです。
「SNS疲れ」なんて言葉もありますよね。


そんな気風が、デジタル・デトックスを産んだのでしょう。
週末だけIT機器の電源を落とす行動が一般的です。


カリフォルニア州では、数日間、完全にIT機器からシャットアウトされた環境で過ごす「デジタル・デットクス・キャンプ」が開催されています。
自然の中で、ネットの向こうの出来事ではなく、目の前のことやそこにいる相手と集中することで本来の自分を取り戻し、IT機器との適切な距離をもてるのだといいます。


解毒が日々の充実につながり、仕事のためのアイデアがわくかもしれません。

※※※


【フラッシュパッカーとは?】


低予算で国外を個人旅行する人を「バックパッカー」と呼びます。
昭和の若者には憧れの旅でした。


その今どき版を「フラッシュパッカー(フラッシュ・バックパッカー)」といいます。


「暗闇にスマートフォンの光をフラッシュさせるバックパッカー」とか「にわかバックパッカー」とか定義は様々。
情報収集ができるデジタル機器をたくさん持ち歩くのが特徴です。
その土地の生活に触れるバックパッカー精神を継承しつつ、昔より金銭的にはリッチです。
昼は低予算の旅行者たちと共に冒険的な旅を行い、夜は落ち着いた食事と快適な宿泊を楽しむのだとか。
SNSで道中の模様を伝えたりもするのでしょうね。


気づけば、どこにいようがインターネットに触れられる状態になりましたよね。
さらに、インターネットで検索したり、書き込みをするだけではなく、Dropboxのようなオンラインストレージや、Evernoteのような情報を蓄積するウェブサービスもあります。
IT機器&インターネットが大前提の世の中になってきました。


スマホやタブレットの使いすぎで、手首などが痛くなることがあります。
姿勢が悪くなったり、目が疲れたりもあります。
デトックスとしてIT機器を触れるのを避ける事はありませんが、身体の痛みを避けるため、使用を控えることはありますね。
悪化する前に制限をするのは大事かなと。
まあ何事も、ほどほどにするのが一番のようです。

Posted by kanzaki at 2013年12月15日 22:35