2013年12月30日

母が交通事故で入院しました

お久しぶりです。
年末年始のお休みに入られた方も多いことでしょう。
なにかと移動が多いこの時期、どうか交通事故にはお気をつけください。


しばらく、神ナナの更新をしていなかったのは、母が交通事故にあったからでした。
横断歩道を渡っている最中、右折してきた自動車にはねられたのです。


足の骨折、脳しんとうが主な症状です。
車にはねられボンネット上に体が浮き、その後、コンクリートにたたきつけられた形です。


病院へ駆けつけると、母に意識はあったものの、記憶障害を起こしていました。
事故にあった事、病院に運ばれた事など、自覚がありません。


何故ここにいるのか質問をしてくるので、それに答えてあげるのですが、ものの数秒後に同じ質問をしてきます。その繰り返し。
そもそも、自分の息子の名前すら言えませんでした。
母だけれど母ではない。
その時、足の怪我以上に絶望を感じました。
もし、記憶が戻らなかったらどうしようかと。


入院してしばらくして、ようやく事故前のように会話が出来るようになりました。
けれど、事故にあった日前後の記憶は戻りません。
今も、頭痛は回復しません。


歩行のリハビリも始まりました。
普通に歩けるまで3ヶ月かかるそうですが、それは若い人の話し。
高齢なので、もっとかかるかもしれませんし、再手術もあるかもしれません。


私は仕事を休み、看病や様々な書類の手続き、自宅の事などをしています。
突然のことですし、はじめての経験ばかりなので、訳のわからない中でやっています。
自宅の家事一つとっても大変ですね。
普段、母がこれだけ多くのことをこなしながら働いていた事に驚き、改めて感謝を感じました。


私が休んでいる間、仕事は職場のみなさんがやってくださったおかげで、看病などができています。
本当に、感謝するばかりです。


母がいつも、「ちゃんとご飯を食べているの?」と心配します。
最近は、夕方に弁当を買ってきて、病室で食べています。
母の夕食時、一緒に食べているのです。
病院のベッドの上で、味気ないご飯を一人で食べるよりは、誰かと一緒に食べた方が良いと思ったからです。


おせち料理など、料亭などに予約していたものは、事故があったので全てキャンセルしました。
本来、キャンセルは駄目なのですが、事情を話すと、「困ったときはお互い様だよ」と受け入れてくださいました。
大晦日・正月らしいものは、なにも用意していません。
母は、大晦日・正月を病室で過ごすことになります。
我が家の正月は、母が退院した時になりそうです。


今回の件では、いろんな方にご協力いただきまして、大変ありがとうございました。
まだ数ヶ月、慌ただしい日々になりそうです。
ご迷惑をおかけしますが、どうかよろしくお願い致します。

Posted by kanzaki at 2013年12月30日 22:44