2014年01月26日

ジャネーの法則とは?〜時の経つのが速いと思うのは、人生というものが分かってきたからだ。

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昨年末、「この1年、あっという間だったよね」なんて会話がかわされていました。


今日は1月26日。
今週末の土曜日には、もう2月になってしまいますね。


歳をとると、1年が早く感じるのを誰もが実感します。
それを心理学で解き明かしたのが「ジャネーの法則」です(日経より)。



【ジャネーの法則とは?】


19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネが著作で紹介したものです。


ジャネーの法則では、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」と説明しています。


50歳の人にとっての1年は、人生の50分の1。
5歳の子供にとっては、人生の5分の1を占めます。
そう考えると、50歳の1年は、5歳の10年に匹敵。
だから人生が長くなればなるほど、心理的に1年が早く感じるのだそうです。


※※※


うーん、何となく分かったような、分からないような・・・。


大人であろうと、子供であろうと、1日24時間という長さは同じです。
今回の件は、過ぎた日々を振り返った時の印象ですよね。


過去と似たような事を単調にしていれば、長く感じます。
ハプニングがあって、ドタバタと普段と違う事をいろいろとやれば、あっという間に感じるでしょう。


あくまでも本人の感じ方次第です。
内容が、過去と似たようなものか、経験した事がないようなものかで変わるでしょう。
苦しくて不幸な事か、それとも楽しくて幸せな事なのかでも変わってくるでしょう。


過去を振り返った時の印象ですから、事実は変えられません。
変えられるのは、その過去の受け止め方と、これからの生き方です。


19世紀イギリスの小説家・ジョージ・ギッシングがこう書いています。


時の経つのが速いと思うのは、人生というものが分かってきたからだ。
(It is familiarity with life that makes time speed quickly.)
「ヘンリ・ライクロフトの私記」より

Posted by kanzaki at 2014年01月26日 13:05